旧棟で感じるフランス
東京日仏学院(アンスティチュ・フランセ 東京)の特徴
坂倉準三設計の美しい建物が魅力的な場所です。
フランス語講座だけでなく、文化講座も多様に開催しています。
フランス映画の試写会や楽しいイベントが頻繁に行われています。
やはり1951年建設の 坂倉準三デザインによる旧棟があまりにも美しいおむすび状のルーフトップな螺旋階段の有機的なデザインとシンメトリーで直線的な校舎部分の相反する組み合わせに見惚れる何時までも残り続けて欲しい。
藤本壮介の設計による新校舎ができてから、はじめて来た。坂倉準三の設計による旧校舎と、中庭を囲むかたちで建てられていた。
美しい建物。名建築で昼食を、でも紹介された建築。アンスティチュ・フランセ東京(旧東京日仏学院)。建築家坂倉準三が手掛けた唯一無二の現校舎には、時代と共に、講演会・視聴覚ホール、メディアテーク、通信教育センター、書店、ブラッスリーが順に付け加えられ、2018年には新たな拡張計画Village as Instituteが着工された。建築家藤本壮介の手によるこのVillage as Instituteは、アットホームでありながら同時に驚きと発見に満ちた学びの環境を生み出すことを目的としており、隣接する《プチ・パリ》の愛称で知られる神楽坂と同じく、東京におけるフランス文化の振興に携わります。坂倉準三の構想による現校舎の建築物としての類稀な価値に呼応して、「Village=村」を想起させる藤本の新校舎は、教室、講演会ホール、レストランによって構成され、敷地を覆う豊かな緑と、テラスと回廊に囲まれた中庭を人々は自由に散策することができます。
教室は作りがバラバラで、新しい方の藤本壮介棟でも机や椅子がゆったりとした部屋もあれば、椅子に小さな机がくっついているだけの「ハズレ」な部屋もあります。ハズレの部屋だと3ヶ月の勉強が本当に本当に苦痛です。他にあいている部屋もあるのに…
フランス映画の試写会、先行上映会で何度か利用。それらの上映会場となる施設は綺麗で、規模の割にはスクリーンも大きく見やすい。ただ一つ一つの席間隔がかなり狭い為金銭払っての上映会の参加は躊躇う施設ではある。
今回は、映画を観に行きました。Jコクトーの作品です。フランスが産んだ偉大な芸術家。フランス文化だから、喫煙所はあるはず。と思ったらやはり、ありました。観終わった後も、余韻を残してくれる素敵な環境でした。
設計 坂倉準三竣工 1951年。
ひとたび中に入ると、そこはフランス。大学の授業よりもこちらに通っていた時の方が楽しかった。当時レストランがあって、そこもとても素敵でした。一度閉店してしまったけど、再オープンする噂あり。2023年はポップアップで期間限定レストランが開く予定と聞きました。
フランス、フランス語圏の映画をたまに上映しているので行きます。以前は上映前に受付でチケットを買うアナログなシステムでしたが現在はPeatixというアプリで事前に購入できるようになってすごく良い!入り口の受付でQRコードを読み取ってもらう。映画を見るスペースは席に段差がついていてそこそこ見やすい。古い建物だからかトイレが狭い建築が見所とは最近知りました。ただいま増改築中。
名前 |
東京日仏学院(アンスティチュ・フランセ 東京) |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
03-5206-2500 |
住所 |
|
HP | |
評価 |
4.2 |
周辺のオススメ

設計:坂倉準三建築研究所施工:鹿島建設竣工:1951年坂倉準三によって 1951 年に竣工後、1961 年の坂倉による新館増築などを経て現在でも使用されている。構造はすべて鉄筋コンクリート造であり、3 つのセクションで 構成され、完全に独立していて構造法が異なるため、接合部はエスパンションジョイント を用いている。このような主体構造材料、形態の点は東京日仏学院以前の代表作である パリ万国博覧会日本館と神奈川県立近代美術館には見られないものである。また当時の 坂倉の関心であったプレファブリケーションに関する考え方も設計に反映されていると考えられる。建築の細部においても薄いスラブが積層するファサード、特に木製サッシュのカーテンウォールは貴重な事例となっており、重要な作品である。