鑑真和上の歴史を感じる。
唐招提寺の特徴
西ノ京駅から徒歩10分、穏やかな歴史の道を歩こう。
鑑真和上が招請された、貴重な仏教寺院である。
金堂では国宝の仏像を間近に見られる貴重な機会。
薬師寺とともに西の京に残る古刹。金堂の中に安置されている国宝の仏像たちのパワーはすごいです。感動しました。お寺を建立した鑑真和上の像は年に三日しか公開されず、開山堂の身代わり像もガラスで反射してよく見えませんが、ここが鑑真和上が建立し眠っていること、中国の教科書には必ずといっていいくらい載っていることから、多くの中国人が参拝に訪れています。
鑑真和上坐像公開の日に行きました。平日の14時ごろ訪問したのですが、公開される御影堂への整理券はなんとか手に入れることができましたが、もう少し遅ければ入ることができませんでした。唐招提寺そのものは境内が思っていたよりかなり広くて、ゆっくり見てまわったらあっという間に1時間以上経ちます。
奈良県を代表する古刹です。狭い道路に面した色褪せた朱色の南大門から雰囲気抜群で、門の向こうに瓦屋根も美しい奈良ならではの金堂(国宝)が見えます。本堂の石段を登り中を覗くと、金色の色彩が残る巨大な3体の仏像に圧倒されます。なかでも左に位置する千手観音の美しさは日本の仏像の中でも屈指のものだと思います。唐招提寺は、建造物、仏像とも文化的価値が高く、落ち着いた雰囲気が素敵です。狭すぎず広すぎない境内の中で様々な建物や景色を楽しみながら散歩するのは本当に楽しいです。この日は御影堂が特別拝観となっており鑑真和上像(国宝)と東山魁夷作の素晴らしい襖絵が見られました。
奈良市にある「唐招提寺(とうしょうだいじ)」は、ユネスコ世界遺産「古都奈良の文化財」のひとつとして知られ、歴史ファンはもちろん、多くの観光客が訪れる名刹です。創建は奈良時代の759年、唐から来日した鑑真和上によって開かれました。何度も渡航に失敗しながら来日を果たした鑑真のドラマチックな人生も、訪れる人の心を打ちます。①【ロケーションとアクセス】唐招提寺は近鉄橿原線「西ノ京駅」から徒歩約10分ほど。駅からは薬師寺を経由するルートが人気で、歴史的な建造物を眺めながら散策が楽しめます。周辺にはコインパーキングも点在しており、車でのアクセスも便利。土日や観光シーズンは混雑しやすいので、朝早めの訪問がおすすめです。②【施設とサービス】境内は広く、南大門から金堂、講堂、御影堂までが一直線に並ぶ見事な伽藍配置。国宝に指定されている金堂や鑑真和上坐像は、歴史の重みを感じさせる圧巻の存在感です。受付では拝観料(大人1000円)を支払い、パンフレットも配布されています。売店では唐招提寺限定のお守りや文具、和雑貨なども購入可能です。③【見どころ・魅力】見逃せないのは、鑑真和上の御影堂で特別公開される坐像(期間限定)と、古木が生い茂る静かな庭園。特に初夏の青もみじや秋の紅葉シーズンは絶景です。静かに流れる時間と歴史の空気を感じながらの散策は格別で、観光客が多くても不思議と心が落ち着きます。お土産には鑑真和上ゆかりの品や、上品な和菓子が人気ですよ。
西ノ京から徒歩7
西ノ京駅下車、薬師寺前から歴史の道を歩いて10分。拝観料1000円を払い、南大門をくぐると1200年の歴史が見えて来ます。天平宝字3年(759)創建、開山は鑑真とあります。おせっかいかも知れませんがこの鑑真と言う人を少し調べてから訪れる事、そして日本の時代背景を少し勉強しておくと感動は倍となり、帰る時には心がひろ~くなってます😉正面に金堂が見えます。一般的には本堂にあたり国宝の廬舎那仏座像(3m、台座含む5'15m)が出迎えてくれます。右手には薬師如来立像、左手には千手観音菩薩、良く見ると廬舎那仏座像の後ろには1000体の仏様が…建物、仏像、ここからは全てが国宝、若しくは重文のオンパレード。仏像は全て写真はお断り(何処もそうですが)右手の道入るとに売店で良いもの(写真集500円)を見つけたので一寸だけ紹介しますね✨御影堂は特別拝観時しか屏風絵や鑑真和上像を見ることが出来ません。その代わり、開山堂には御身代り像を拝観出来、一番奥には御廟(墓)も有ります。鑑真和上の眼、弟子が指で塗ったと言われる衣の部分。東山魁夷が12年もかけて描いた日本海、そして鑑真の故郷の絵は理由を確認しながら写真集見ると感動物ですよ!大きな講堂(弥勒菩薩座像、増長天立像が安置)は移築したもの、経蔵はもらい受けた物、要は公家や武家にも頼らず、全部自前で作った物なんだな✨唐招提寺、鑑真の仏教の真髄、そして生きざまが入った素晴らしい所です。
いつ伺っても穏やかで静かなお寺です。この環境のせいなのか参拝客のマナーも良い様に感じます。QRコードからアクセスすると金堂、講堂、食堂、などそれぞれネット上で説明してくれて、知識も膨らみました。今回は奈良から電車で尼ヶ辻。そこから徒歩で垂仁天皇陵に伺い周囲の静かな田園風景を眺めながら唐招提寺に向かいました。奈良へは、薬師寺さんに伺わない方は、唐招提寺東口バス停から移動するのがおすすめです。
南都七大寺とされる寺院のうち、法隆寺は別格中の別格としても、大安寺は見る影もなし、元興寺は分裂、西大寺も規模を縮小、残る東大寺、興福寺、薬師寺にしても、奈良時代からの堂塔はわずかであり、ほとんどは中世以降の再建です。唐招提寺は七大寺に数えられてはいませんが、伽藍の中核を成す金堂と講堂は奈良時代のものです。校倉造の経蔵と宝蔵も同じく奈良時代のもので、鎌倉時代の鼓楼と共に国宝に指定されています。「天平の甍」の寺院が中世以降の堂塔ばかりでは格好も付きませんが、伽藍の見ごたえは七大寺に勝るとも劣らずです。金堂と講堂に並ぶ仏像のほとんどが国宝か国重文、舎利殿とも呼ばれる鼓楼に安置される金亀舎利塔をはじめとする寺宝の数々も国宝です。江戸時代の御影堂は国重文、御影堂本尊の鑑真和上像は日本でもっとも有名と思われる肖像彫刻の傑作で、当然のごとく国宝です。御影堂は二二年三月まで修理中、鑑真和上像は六月五日から七日に限っての公開、金亀舎利塔も公開時期が限られていますので、下調べをしたうえでの参拝をお勧めします。ちなみに六月六日は秋篠寺の秘仏大元帥明王の御開帳もありますのであわせてどうぞ。最寄の近鉄西ノ京駅の南には薬師寺があって、北東には奈良のご当地グルメでイチオシな彩華ラーメンの支店もあります。そこからさらに足を伸ばせば平城宮跡となります。奈良公園周辺と行ったり来たりせずとも、ここの近辺だけで丸一日楽しめます。
国宝や重要文化財が多く何度もみたくなります。
| 名前 |
唐招提寺 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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鑑真が日本で戒律を教える為に建てたとされる寺院です。観光客が押し寄せているという感じはなく静かに観光できます。普段は本物そっくりの鑑真身代わりの像が展示されており、本物は年に数日の限られた時しか拝観できないようです。