都内で巡る、自然のジャングル。
国立科学博物館附属 自然教育園の特徴
都心の中で貴重な自然教育園が広がる場所です。
目黒駅から徒歩10分、便利な立地に位置しています。
元々松林だった場所が独特な生態系を形成しています。
観光客が少なく、落ち着いて日本庭園や自然公園が楽しめます。特に紅葉とライトアップが美しく、デートにもうってつけだと思います。
元来は高松藩初代藩主松平頼重(1622-97)治下の高松藩江戸下屋敷だったそうで、苑内の瓢箪池や図抜けて大きい孤立した松にその名残が認められるとか。同じく高松で栗林園の造営を開始したのも頼重だそうだが、その趣きはこちらは廃園となったことを差し引いても随分と違っていたことはよく分かる。江戸初期の大名庭園は例えば加賀藩の本郷育徳園(三四郎池)のように茶事にふさわしい山家の趣きを重視したとのことで、そして未だ山や谷の残る江戸初期の植生や地形を活かさざるを得なかった(『大名庭園』白幡洋三郎)とあり、ここもそれに倣うのかもしれない。なので散策には現代の公園とは趣きがれっきと違い、確かにこの都心にあってある種の古韻を聞き、その山家の趣きに自らを観照させるものがある。そこはかとなく咲き乱れる山吹や一輪草がその禁欲的な圧倒的山林にあって美しく、目を楽しませるのは利休の朝顔の設えに倣うのかも。なので緑の他には何もないとはいえ、それだからこそ、その歩みに格別の安癒を覚えるのはそうした茶の精神であって、廃園にしてそれでも永く味わいを語るのを聞くのである。
1日平均数十万人の人が利用する賑やかな目黒駅から徒歩10分程の場所に、広い森に覆われた静かな自然教育園があること、今まで知りませんでした。8月上旬に訪問しました。入園料¥320(一般)が必要ですが、自然教育園の中に入ると、樹木や野草一杯の穏やかな人混みと別世界で、蝉が鳴き、蝶が舞い、小鳥の声も聞こえました。遊歩道沿いに日本古来の植物が生い茂り、丁寧な説明板も設置されています。人混みの喧騒から逃れての散策で、あるいは植物に興味のある人にとっては多様な植物の現物を見ることで、自然教育園訪問を楽しめると思います。正門横の建物内に、植物や動物関連の興味深い展示がされています。
この辺りは全然詳しくなくて、自転車で散策中にたまたま見つけて入りました。何かを見るというよりは、東京都心で自然を満喫すると考えると良いと思います。自由に育った植物が季節を感じさせてくれます。種類も多く、池もあって、自然を見て感じて楽しむには十分なスペースだと思います。訪れる人は様々な目的があるかと思いますが、わたしのような田舎っ子にとっては、ここに来よう!と意気込むような場所というより、ふわっと自然に囲まれた場所に戻ってきた、という感じです。ですので、万人受けする楽しいランドマーク!というのとは当然違います。植物好きには色々な草や花、木が見られて楽しめること間違いなしです!季節が変わったら再訪したいなと感じさせてくれますね!
目黒駅からもほど近い一等地にこれだけ広大な緑地。きれいな庭園として整備するのではなく、ゆるく管理しながら自然に委ねるというスタンスが良い。もう少し池がきれいなら、とかカラスうるさいなーとか正直思うがこれもいまの東京の実情なのだろう。広い園内を自分達のペースで散策するのは気持ちが良く、入場料320円の価値は十分ある。入口脇に駐輪場有。
都内で森林体験ができる貴重な場所です。中には植物園もありますが、特別な施設がある訳ではなく、色々な植物を植えた一帯があるという感じです。子供連れが多くて、ベビーカーの人もいましたけど、雨が続いたあとは注意した方がいいです。道がかなりぬかるんでいて歩きにくいところがありました。1周ぐるっと回るのに40分くらいかかりましたが、結構な運動になります。道の途中で何度か階段状に所を降りたんですが、特に坂を登った記憶もなく元の場所に戻りました。一番奥の道はかなり狭く、うっそうとした森の中の小道になっているので、小さい子供連れの方やベビーカーの方はほどほどの所で引き返した方がいいかもしれません。
いろいろな草木が植えられています。庭ではないので、おとなりの庭園のように手入れはされていません。野趣あふれており自然の色彩が濃く感じられます。ですので広場のような場所はありません。所々にベンチはあるので適宜休憩はできます。四季折々の景色を楽しめそうな場所です。
これは庭園ではなくほとんど“ジャングル”…元々松林だったところに野草が生え、落葉樹~常緑樹が生え、外来種まで住み着いて独特な生態系を形成しています。これが都心にあるというのが信じられません。水の管理は一体どうしているんでしょうか?ゆっくり一周すると2時間、たっぷり森林浴が出来ます。ところどころにベンチがあるので、お弁当持参すればピクニック気分が味わえそうです。
素晴らしい施設です。これだけの自然環境が都内で維持されているのは貴重。園内には、鳥の巣に適した樹木穴があり、遊歩道からメジロの巣やその他の種類の巣、また、猛禽類らしき大きめの巣など目視で確認出来るなどお子様の自然学習の場として素晴らしい場所です。(単眼スコープや双眼鏡持参推奨)園内には池周りにカワセミがいるとのことですが撮影者多いのでスルーしました。また、オオタカらしき鳥が一瞬みえましたが撮影間に合わず確認できませんでした。園内にはカラスもいるものの数は多くなくカラスの鳴き声を気にすることなく鳥の囀りを聴きながら散策、紅葉をたのしめるのも素晴らしいです。尚、園内には自然についての学び掲示板があるので親子で自然について学びながら歩けます。滞在時間90分程度でしたが楽しい時間でした。
| 名前 |
国立科学博物館附属 自然教育園 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
03-3441-7176 |
| 営業時間 |
[火水木金土日] 9:00~17:00 [月] 定休日 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
|
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2025/08/02(土)🐾35度の猛暑日🌞入園料320円。茹で上がりそうな日でしたが、園内は若干涼しい…?と思ったけど、やっぱり汗ダラダラで暑かったwwしかし港区とは思えない緑の深さで、マイナスイオンを感じました。沼があって、その沼の色がアサリの酒蒸しの出汁の色をしていて酒蒸しが食べたくなりました。沼にはカメ🐢がいて、アサリに見えました。プチジャングル探検隊として、汗ダラダラ旦那と都会を忘れて歩きました。いうて、私も汗ピャーピャーだったようで旦那が大爆笑してました。受付後すぐの建物内はクーラーが効いていてオアシスでした。駐輪場があって、自転車や大型バイクも停めれそうです。