白湯山の大日如来に触れて。
板室大日堂の特徴
白湯山の一の木戸は、山岳信仰の聖地です。
大日如来坐像は享保12年に造られた貴重な金銅仏。
駐車場所が限られているため参拝は注意が必要です。
山岳信仰の霊場、白湯山の一の木戸。修験者は、この大日堂から修験詣を始めていたのだとか。祀られている大日如来坐像は、銅像としては市内最大のものだそう。面している道路脇には、昔の道標が今も残っていて、修験者だけではなく当時の人々にとっても案内表示として重宝されていたと見受けられます。
大日如来坐像は、享保12年(1727)江戸の鋳物師西村和泉守のより造られた坐像で、高さ98cm座幅68cmの金銅仏です。 願主は松原庵・木綿畑村・板室村で、白湯山に奉納するために鋳造したが、輸送困難のため白湯山の一ノ木戸である板室に安置した。白湯山とは、茶臼岳(月山)の8合目、御沢上流にある温泉の噴出源で「御宝前の滝」と呼ばれ、山岳宗教の霊場とされた。明治時代までは、この大日如来堂近くに「おぎょうさま」と呼ばれる修験者(山伏)のための行屋(宿舎)があった。のちになって板室分校に利用された。 (黒磯市誌)
名前 |
板室大日堂 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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HP |
https://www.city.nasushiobara.lg.jp/soshikikarasagasu/shogaigakushuka/bunkazai/2/8/2705.html |
評価 |
3.8 |
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参拝したいのですが、駐車場所に困り、これまで素通りせざるを得ませんでした。駐車可能な場所はないものか。