福島第一原発の真実を探る。
東京電力廃炉資料館の特徴
福島第一原子力発電所の歴史を詳細に学べる資料館です。
丁寧なマンツーマン説明で理解が深まるツアー体験ができます。
東日本大震災・原子力災害伝承館とのセット見学をおすすめします。
無料で見学できます。見ごたえ十分で勉強になります。富岡駅から徒歩で15分。訪れた日自由見学の日だったようで係員の方による説明がありませんでしたが、通常は説明をしていただけるようです。
福島原発の廃炉について、震災当時の状況から廃炉工事の現況までが展示されています。東電の施設であり駐車場は広くとられており、バスなどを使った団体の見学者も多数来られているようです。廃炉に至るまではまだ道半ばです。特に人が立ち入れない区域をロボットなどを使って処理を進めようとしていますが前途多難のようです。浪江町付近では今でも多くの工事車両が行きかっており、震災はまだ過ぎ去っておらず復旧に向けた活動が現在進行形であることがよくわかります。一度見学することをお勧めします。
案内ガイド付きのツアー方式で見学しました。開始時間までは1階のコミュニケーションスペースに案内されます。ツアーの始めはシアターで地震発生と事故対応をまとめた映像を視聴しました。その後は各エリアごとに動画視聴とガイドさんの説明を聞きながら館内を移動し、あっという間の1時間でした。廃炉に向けた作業進行中ですが、いまだに計画の半分以下とのこと。また「防げた事故」だったのかを思う機会になりました。
福島第一原子力発電所(F1)での炉心溶融から水素爆発に至る過程を時間経過と詳細な図を交えてわかりやすく説明されています。理工学系の業務に従事されている方は、安全対策のモチベーションを上げるためにも役に立つので、是非、見学することをオススメします。
90分ツアーに参加。説明役は事故後に入社しただろう若い職員の方。印象的だったのが、圧力容器・格納容器・建屋それぞれの壁の厚さが分かる展示。この厚さのものが吹き飛んだと知り、あの爆発の恐ろしさを初めて実感できた気がする。テレビの特集や書籍などよりも福島第一の事故と現状について非常に多くの事を知ることができる、非常に丁寧で分かりやすい説明と展示内容だった。廃炉について、そして原発の影響を受けた富岡町を知るためにも多くの人に触れてもらいたいと感じる。全て見るには3時間かかるそうだ。90分ではとても足りなかったので、コロナが落ち着き自由見学が再開されたらまた訪れたい。写真撮影は一部を除き自由。動画はNG。無料のロッカーあり。
東日本大震災の当日、東京で被災し、寝床を確保するために入った居酒屋の大型スクリーンで津波がきたことやフクイチが大変なことになったことを知りました。あれから10年が過ぎ、ウクライナや円安の話しばかりで国内の大問題である原発問題を再認識すべく訪問しました。係員の方にマンツーマンで解説していただいたので、疑問なんかもいろいろ聞くことができ、少しずつ前には進んでいるものの、やはり世代交代から当時の悲惨さよりも、なんとなくシステマチックに解決を図っていくことに重きがあって、ひとまず解決すれば良いというような印象を受けました。とはいえ、社員の方は真剣に取り組まれてて、ぜひ頑張ってくださいとお伝えしました。展示には、東電の原発に対する場当たり的な対策から、当日、1〜4号機の対応もバラバラで、ゴテゴテに周り結果大変なことになったことがわかります。東電の問題ですが、日本人らしい考え方からどの企業でも同じ問題を抱えていると思います。起きてしまったことは元に戻ることはできません。対応もさることながら、同じことが起きないように、シンプルで統一的な対策を示していただき、他の原発や同じようなライフラインを管理する企業の方も、企業の垣根を取り払って共有していただきたいと思いました。展示は一人で見ても理解できませんし、間違った解釈をしてしまいます。それだけデリケートな展示です。是非訪問して、係員さんの解説を聞きながら見てください。最後の時間でしたが、貸切で、時間オーバーしてもきちんと説明していただき有意義な時間を過ごせました。ありがとうございました。
廃炉という難しさ原子力という諸刃の剣改めて考えされられます。
想像していたよりは東電の自己弁護的な内容ではなかった。ただ現在はコロナ対策で自由見学ができず、ガイドに従っての見学だったので、見たいところをじっくりと見ることができなかった。
21/4/8見学。国道6号ぞい、富岡町の公共施設が建ち並ぶエリアにある、東電の広報施設です。入場は無料。原発の被災から現状までを多くの資料とビジュアルで解説しています。映像は、ちょっとしたエンターテイメントで、臨場感溢れる記録が流れます。現状の施設の映像もあり、行きたくても行けない庶民には参考になります。専門性の高い内容もありますが、普通に理解は出来るでしょう。閉館間際に来たので駆け足見学でしたが、かいつまんで案内して頂いた職員の方に感謝です。じっくり見れば3時間くらいかかるかな。今はコロナの影響で1時間半くらいで予約制にしている様です。人々が対立する時、立場も意見も違うものです。そんな時こそ、お互いが理解し合う努力が必要です。ここには事故を起こした当事者であり、解決への努力をされている東電からの説明と意識が示されています。我々はそれを読み解く必要もあるのです。一番困るのは感情的に対話を拒絶する事です。相互理解から人の信頼は生まれるのだと私は思っています。
| 名前 |
東京電力廃炉資料館 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0120-502-957 |
| 営業時間 |
[金土日月火水木] 9:30~16:30 |
| HP | |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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サイクリングイベント「いわき浜海道ライド70」に参加したあと、友人と車で訪問しました。ここは行っておこうとなって。廃炉資料館とは思えない外観の建物ですが、展示はとても充実していました。最初にシアターで見ることを勧められる動画が2本ありますが、その他にも各所に動画が数多く用意されていて、わかりやすかったです。行く価値あります。我々が行った日はフリーツアーとのことで、ガイディッドツアーではなく、自分でまわりました。最近の燃料デブリの取り出しに関する展示もありました。先はとっっっても長いです。