鎌倉時代の神聖な社。
岩倉神社の特徴
湧水の御手水があり、神聖な雰囲気が漂うお社です。
車でのアクセスが便利で、周囲の杉林が印象的です。
鎌倉時代からの歴史が感じられる、静かな山深い神社です。
太い杉林に惹かれんて車を止めました。村の人々に護られた大切な場所だと感じました。
車で走ってても、神社好きや地場の力を感じる人には引き寄せられる場所だと思います。構えを見た瞬間に引き寄せられて惚れました。めちゃくちゃ苔のむし方がカッコいい神社です。鳥居をくぐると、その空気の清らかさに気付くと思います。古くなって壊れているところもありますが、清掃が行き渡っています。樹齢400年を超える杉の木や夫婦杉もあります。日本武尊(ヤマトタケル)が祀られていて、本殿には不動明王が鎮座しているようです。江戸時代、米沢藩だった頃の武運祈願所だったようです。おそらく、この近くに大事な年貢収入になる米沢藩の御倉もあったのではないでしょうか?もし、あったなら、私の先祖が三代に渡って、その蔵と集落の人々を守っていました。また、藤原一族が代々この岩倉の地を納めていたはずです。この岩倉神社、今はひっそりとして地域の方々にしか知られてないかもしれませんが、地図を広げて場所を判断すると、飯豊山信仰としてめちゃくちゃ重要な神社だったということが分かります。越後米沢十三峠の中間である黒沢峠を含んで、こぐま座の距離感にこの神社が配置されています。今でも飯豊町には飯豊山信仰があるとお聞きしますが、昔は置賜地方全体、会津地方全体、越後関川あたり全体にその信仰があり、男子は十三歳になったら飯豊山に登り元服し、田植えを始める前には集落の代表が飯豊山に登りました。飯豊や小国、はたまた越後から飯豊山を目指した際は、黒沢峠からこの場所に降って来て手を合わせてから白川の方から登る路順だった場所と思います。由緒書きには平安時代後期創立とありますが、恐らくは、その前から何かしらが建立されていて、古代からの神聖な場所に立っているのではないでしょうか。飯豊山を登る際には、ここも合わせて訪ねてみていただきたい場所です。とてもいい神社ですよ。
神聖さを感じます。
訪れる人も少ない、山深いところの神社です。
寺社仏閣の統合や分割で、二転三転してますが、鎌倉時代からの何代もの引き継ぎの神社のようです。この度入り口の仁王門の仁王像が、経年変化で傷んだところを修復して戻ってきました。新しくではなく、経年変化をそのままに、傷や欠けた所を修復しています。一見の価値あり。
名前 |
岩倉神社 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.1 |
周辺のオススメ

湧水の御手水があり、神聖な雰囲気あるお社です。