歴史を感じる宮城の文化財!
伊達成実霊屋の特徴
宮城県指定文化財である歴史的な建物です。
木造の宝形造で美しい銅板葺きの屋根が特徴です。
高欄付きの縁に桟唐戸が開く独自の造りが魅力です。
近くのお寺さんに駐車場あります。お借りしました。瑞鳳殿みたく立派な敷地ではありませんが、極彩色の成実公霊廟に伊達の繋がりを感じました。お父上である実元公始め御子孫と子孫奥方様達がいらっしゃいました。地域に大事にされつづけてる感じでした。3月頭にきたので咲いてはいませんでしたが、立派な桜の木、枝垂れ桜、があります。
歴史が学べて身近に感じられるので良い所です。ある時は足元気おつけないと、地震の傷跡などあるので踏んでしまう可能性あるので行く方は気おつけてくださいね。
宮城県指定文化財、木造、宝形造、銅板葺、方1間で高欄付きの縁を巡らし、正面に桟唐戸を開く。板敷で奥に厨子を設け成実の木像を安置する。蟇股、斗?組等に江戸初期の堅実な手法が認められる。伊達成実は正保3年(1646)に没したが、本霊屋の創建年を明らかにする資料はない。しかし、建築様式からみて、松島町にある圓通院霊屋とともに、江戸初期を代表する霊屋建築と言える。
名前 |
伊達成実霊屋 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.town.watari.miyagi.jp/culture/detail.php?content=1023 |
評価 |
4.3 |
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2022年9月17日に墓参しました。成実は、慶長7年1602年35歳で領主となり、正保3年1646年79歳で没しました。伊達政宗を補佐し、仙台藩草創に絶大な貢献をし、亘理伊達家250年の基礎を築きました。霊屋は、成実没後間もなくの建立と考えられています。方一間の宝形造りで、中に成実の位牌と甲冑姿の木像が安置されています。霊屋の前には、殉死した成実の家臣である常盤氏・但木氏・前田氏・小川氏4名の五輪塔が建っています。正面にある3つの霊屋は、向かって右が初代領主成実、中央奥が成実の父実元、左が5代領主実氏のものです。また、霊屋周辺に並ぶのは、歴代領主や夫人などの墓碑です。幕末まで転封が無かった亘理伊達家は、ここ一箇所に墓所が収まっています。この様なケースは、大変稀なので、少し驚きました。