特別な日に、颯香亭の絶味を。
颯香亭 Miyawaka Soukateiの特徴
料理はシェフの深い思いと芸術性が詰まっており、感動を与えてくれます。
日本家屋の落ち着いた店内で、美味しい創作フランス料理を楽しめます。
特別な日にぴったりな5000円のランチコースが提供されています。
結婚記念日のランチにて利用させていただきました。料理も鹿やトマトのコンソメなど珍しいだしをベースとした様々な料理をいただきましたが、どれも初めて食べるようなものばかりで非常においしく、次はどんな料理がでてくるのだろうかとワクワクしていました。他にはない味わいの自家製ジンジャーエールや人参ジュースなど、アルコールが飲めない場合でも十分料理と一緒に楽しめる飲み物が多数あり、アルコールが飲めない妻も喜んでいました。料理人やサービスマンの方々のもてなしも心地よく、二時間半があっというまでした。こちらにまた行けるよう、日々頑張っていきたいという気持ちにもなりました。心よりお礼申し上げます。
颯香亭-Soukatei-【福岡・筑前山手】〜 力強さと洗練の煌きに陶然となる絶味 ~◆出色の一皿 バターナッツの包み焼き包み焼きと云うと食材はメインになり得る肉や魚を用いることが多くて、野菜を包み焼くのは珍しい。しかしながら、丸ごと焼かれたバターナッツは大きさも色つやも申し分なく包みを開いてナイフでパカーンと切り分ける演出も魚肉にいささかも引けを取らずドラマティックだ。そんな豪快な出だしを見せながら、一転供される皿は美しくて繊細で、その押し引きのギャップが心憎い。バターナッツはその端材のクッキーやカボチャの種と太白胡麻油をローストしたオイル、カボチャの皮と清美オレンジのパウダーと云った具合にバターナッツ以外にもカボチャが随所に使われていて、そのまったり濃厚な熟味をジャンボニンニクの茹でこぼしやバター、紫ウニのソースやうこん塩が甘みと旨みとほの苦さ、柑橘の爽やかの重ねで一層引き立てる。この一皿が象徴するように、颯香亭の料理は力強くも洗練されていて、その煌きに陶然となる絶味だった‥◆今回のお品書きアミューズ・ブーシェ:米のスフレのチュロス かぼすの発酵クリーム、山羊のミルクのブラマンジェ もみがらのオイル きくらげニラの花 キャビアアミューズ・ブーシェ:全粒粉のスティック 揚げ茄子のクリームポルト酒に漬けた焼き茄子 イチジクのキャラメル水茄子と丸茄子の出汁ゼリー 薪で焼いた水茄子とかぼす 茄子節前菜1:パプリカのフラン ドライトマト ゴーヤの花 ケッパー前菜2:梨のゼリーと梨のピクルスと炊いた梨 冬瓜のムース薪で炙ったアオリイカ エルダーフラワー前菜3:バターナッツの包み焼き カボチャ尽くしで自家製パン 朝倉のオリーブオイル 高千穂のバター前菜4:山を感じるゼリー 木の子 ヒノキ 鹿肉のコンソメ野草 削った栗 削ったトリュフとトリュフのクリーム魚料理:天草のマナガツオのロースト 発酵させた根セロリのソースじゃがいものソース肉料理:大分の仔羊の薪焼き ほうれん草 ニンジンのコンフィデザート1:黒イチジクと麦のデザートデザート2:ターバンカボチャ ホワイトチョコ ブルーベリープチフール:八女のクロモジのマカロンコーヒー+瓶ビール1本、日本酒1杯、白ワイン1杯、赤ワイン1杯(昼)24600円/人◆この店の楽しみ方<プロフ>"地産地消と自然の織りなす味"がコンセプトのモダン・フレンチ。2004年より福岡の香椎で営業を始め、2019年にミシュランの1つ星を獲得し、2021年に宮若の現地に移転を果たした。フランス本国で修行し、福岡のイル・ド・フランスの料理長を務めた後この店を始めた金丸建博シェフが腕を振るう。<注 文>ランチは13200円一本。ドリンクは瓶ビール850円より、グラスの日本酒950円より、グラスワイン1800円より。別途サービス料10%が加算される。<雰囲気>郊外のリゾートホテルのようなレストラン。美意識に貫かれたシックな店内はバーカウンターを備えたロビーと個室4部屋から成る。窓からの豊かな緑の眺めもご馳走。
記念日に頂く食事にあれやこれやで頭を悩ませ、どうせなら普段行かないお店に行ってみようとちょっと前にネットで見かけた宮若市のフレンチ「Soukatei」さんを予約。以前、香椎で隠れ家フレンチで営業されていた颯香亭さんがいつの間にか場所を変えて宮若市に移転された模様。香椎のときも行きたいお店であったので楽しみにしてドライブがてら宮若市へ。福岡ICから犬鳴峠を越えて40分程度。最近オープンした温泉施設等が集まったエリアの一角の一番奥手にある堂々とした建物が「Soukatei」です。ランチとディナーコースのみの完全予約制で12時開始のランチコース15,000円を予約していたのですが、限定された組数しか予約を受けないとのことで、当日は私達を含めて2組の予約だったようです。シェフご夫婦で営業されていた香椎のお店からこちらに移ったのは地産地消でふんだんな食材を使った料理が提供できるということに加え自家栽培の野菜を使った『farm to table』が実現できるからということだそうでです。建物についてもシェフのこだわり満載で店内に入り、ウエイティングエリアから雰囲気抜群で期待感は高まりました。庭が望める個室に案内されてからウエルカムドリンクを頂きコース開始です。※訪店当日は2月のメニューであり、その時々で旬の美味しいものをご提供されているとのこと。正直、記憶が曖昧な部分があるのでメニュー内容に記憶違いがあればご容赦ください。まずは前菜。ビーツとからすみ、仏手柑のみりん漬けと赤大根のウコンクリーム合え。里芋の皮ごと使った米とムカゴの前菜。大き目の鉢や草花を使ったインパクトのある見た目。お次は黒田八寸人参をペーストにしキャラメリゼし筒状にしたものにクリームを入れたもの。そしてキャベツ、自家栽培のブロッコリーにリコッタチーズをあしらったもの。コールラビの味醂漬け、烏賊、発酵コールラビのクリーム、青文字の塩漬けをコールラビのブイヨン仕立てで頂くさまざまな仕立てのコールラビの組合せ。そしてお皿にてんこ盛りのクレソンとそれを使ったワッフルと晩白柚とあこや貝の一皿。続いては西洋風茶碗蒸しともいえる「フラン」大根、青長大根を使ったフランに冬トリュフと乾燥干し大根をトッピング。風味が絶妙でした。そしてコースの目玉、フェンネルの薪焼き。シェフ自らのご説明とサーブ。香草であるフェンネルを薪で焼くこと二時間。焦げ付いた外側を剥いた中身のみ頂く贅沢な料理。フェンネルのソース、ピスタチオとフェンネル、マタタビのビネガーソース(ジャムみたいな感じです)とキャビアでの味付けが野菜料理とは思えないくらいにインパクト有りで美味しかったです。そしてお次は魚料理。天草で採れた「あら」のソテーとルッコラとみかんを使ったソース。みかんのピクルスとルタバガを使ったラビオリが添えられていました。いよいよ佳境の肉料理。嘉麻市で採れた鹿肉。ポルト酒のソース。ホワイトアスパラと佐賀白石のツリーケール(食用の葉ぼたん)とねぎが添えられていました。肉料理の横の別皿にはトレビスローザをヘイゼルナッツソースとマタタビのソースに加え、ラベンダー水をかけて頂くような香り高い一品が。そしてデザート1品目は旬のみかんの皮と果汁を使ったアイスデザート。クチナシの風味も添えられています。デザート2品目は焙煎されたブロッコリー、カリフラワーを添えて燻香と風味豊かなアイス。野菜を使ったデザートというのが独特で印象的です。これだけ頂くとさすがにお腹も満杯。熊本の「コーヒー焙煎研究所わたる」さんの豆を使ったコーヒーにて一服。紙を使わないドリップでコーヒーオイルの風味も強いです。これで終わりかと思ったところに最後の一品、青文字を使用した大人のマカロン。大川家具の特徴の組子細工が施されたきれいな木箱に入ってのご提供でした。これだけの品数を頂き終わったころには2時間半が経過。奥様主体に接客をご担当されてますが、ご担当いただいたサービスの方も目配りが行き届いていてとても気持ちいい時間を過ごせました。ランチとしてはかなり気合のいるお値段ではありましたが、行き届いたホスピタリティーが心地よく、良い記念日ランチが楽しめました。ごちそうさまでした。
念願の颯香亭さん。スタッフさんがお出迎えしてくださいました。お料理一つ一つにストーリーがあるみたいで、スタッフさんが丁寧に説明してくださいました。お料理も芸術品のようでした。全て美味しかったです。とても贅沢な時間を過ごすことができました。
全てのお料理にシェフの深い思いが詰まっていて、どれもが想像を超え、五感全てに感動を与えてくれます。ペアリングされているかの様なドリンクも秀逸で、空間、食器もシェフの統一されたセンスで整えられています。
お店に入ると、異空間でした。スタッフの方も素敵な方はかりでした。お料理も芸術的で、食するのも勿体無い感じがしました。ソースも絶品。また、シェフの秘密の宝物まで見せていただき、食へのプロ意識!凄い!と、思わず口に出していました。また、是非、訪れたいお店が増えました。
ここの料理を食べたら、虜になること間違いないです。味は深く繊細で複雑ですが、バランスがよく、美味しいと思わず口に出てしまいます。季節の野菜、地元の素材を大切にしていることを感じさせます。カトラリーもかなり研究しているのではないかと感じました。人には教えたくないですね。だけど投稿してしまうほどおすすめです。
レストランの枠を超えた美術館や劇場にいるかのような芸術作品の様なお料理の数々…説明を伺っただけでは記憶できない程の食材の数、調理法、生産者や生産地なのに、ゆったりと心からリラックス出来るハートウォーミングなサーヴィス2時間程のこの素晴らしい時間は体験した者にしか理解出来ないと思われるので、皆様是非お越しになられて下さいませ…
母親の喜寿のお祝いにランチの5000円のコースをお願いしました。即興で、デザートのお皿にフランス語でお祝いのメッセージも入れて頂き、母も大喜びでした。シェフと奥様のお人柄も素晴らしく、とてもお気に入りのレストランです。大切な人に教えたい秘密の隠れ家的なお店です。
| 名前 |
颯香亭 Miyawaka Soukatei |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0949-52-6795 |
| 営業時間 |
[月木金土日] 12:00~14:30,18:00~22:00 [水] 18:00~22:00 [火] 定休日 |
| HP | |
| 評価 |
4.6 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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娘が私の誕生日に連れて行ってくれました。もう、どれも素晴らしいの一言でした。56年生きてきて良かったと思えるお店でした。お店の人、お料理、雰囲気、何をとっても百点でした。時間を楽しむことができました。トイレもあたたかくしてくださっていてとても綺麗でした。