前川國男設計の木の温もり。
前川國男邸の特徴
江戸東京たてもの園の西ゾーンに位置する前川國男邸は、人気No.1の建物です。
木の温もりと自然光が溢れるオープンな空間で、癒やしを感じる住居があります。
切妻屋根の和風外観と大きな吹き抜けのリビングが印象的な設計です。
吹抜けに階段、格子、シンメトリーのバランスなどなど、本当に素晴らしい!ある学校に見学に行ったら、学生さんが作った前川國男邸の模型がずらりと並んでいました。まさしく住宅建築のお手本のような存在ですね。ここで、実際にこのように見れる事に感謝、感謝!です。
建築家、前川國男(1905〜86)の自邸。江戸東京たてもの園内に復元され、見学する事が出来ます。洗練されたカッコよさに感動☆高い吹き抜けのリビングに、南向きに大きく取られた窓。ロフト的な2階に上がる階段や手すり。造り付けのオシャレな棚。キッチンなどの水周りのクールなタイル使い。建築資材が限られていた時代の木造の建築。80年以上前に設計されたなんて。モダンが過ぎマス☆☆こちらの建物を前川設計事務所として使用されていた時代もあったそうで、書斎に展示された年表に、事務所時代の写真がありました。神奈川県立図書館・音楽堂など、多くの設計がここから、、!!前川氏は自邸建て替えの際、解体されたこちらの部材を軽井沢の別荘に保管。昭和に建てられた自邸は平成に、現在の場所に復元された。見学出来る事に、心より感謝です☆1942年 目黒駅近くの土地にて竣工。1996年 たてもの園内に復元。東京都指定有形文化財。たてもの園ミュージアムトーク(前川國男邸の回)にも、参加。移築に至る経緯を中心に、貴重なお話を聞かせて頂きました☆感謝。
名建築で昼食を見て素敵だと思い、見に行きました。江戸東京たてもの園のこの辺りにはもっと広くて豪勢な邸宅もありましたが、こちらが本当に素敵でした。吹き抜けの広間に大きな窓から自然光が入り、質素でもシンプルで美しい空間でした。
江戸東京たてもの園の西ゾーンにある、建築家の前川國男の邸宅。2階には行けないのが減点ポイント。
調度品のセレクトも良いのか、全体的なデザインは古さを感じさせません。開放的な外観とは裏腹に、意外と狭い印象でした。
小金井公園江戸東京たてもの園内の紅葉に映える前川國男邸。
江戸東京たてもの園の中でも一番人気の家だと思います。モダンな外観、天井の高い広々とした居間など、現代でも古臭さを全く感じない建物です。たてもの園に行く度、写真を撮ってしまいますね。
登山道にあるロッジみたいでした。
おそらくこの園を訪れた人で、「一宅差し上げます」と言われたら、この建物が人気no.1ではないだろうか。
| 名前 |
前川國男邸 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
042-388-3300 |
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 9:30~16:30 |
| 評価 |
4.6 |
| 住所 |
|
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日本で最も有名な個人宅の一つで、モダニズムの建築家、前川國男設計の自邸。もともとは品川区上大崎に1942年竣工した建物ですが、1973年に解体され、部材は軽井沢の別荘で保管されていたそうです。この建物はこの部材と残されていた設計図により復元したもので、写真もないため内装は完全な想像。建物に比べて、内装が現代的なのはそのためかと思われます。玄関から居間に入る大扉やファサードのプロポーションなど、あちこちにル・コルビュジエの影響を感じさせつつ、伊勢神宮などの和風のエッセンスもちゃんと織り込んで、木材で再構築する素晴らしいセンスで、和風モダニズムの最高傑作の一つと言ってもよい建物だと思います。