歴史刻む東京市石碑。
東京市石碑の特徴
六義園サービスセンターを過ぎた直後に位置しています。
岩崎彌太郎の功績を称える記念碑です。
昭和16年に建立された歴史的な石碑です。
東京市石碑 Tokyo city stone monument – This stone monument was built for the donation of the Rikugien from the Iwasaki Family to the Tokyo city government in 1938.The daimyo garden became the villa of the founder of Mitsubishi, Iwasaki Yataro.
昭和16年3月に建てられた東京市が六義園の歴史と築園後、東京市に寄贈されるまでの経緯、主に三菱財閥創始者である岩崎彌太郎の功績を称える内容が当時の文体で刻まれています。石碑の文体から太平洋戦争開戦直前(昭和16年12月、アメリカ合衆国に対して宣戦布告)の雰囲気まで汲み取れる感じがします。
名前 |
東京市石碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
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六義園サービスセンターを過ぎるとすぐに「東京市石碑」があります。説明文には『昭和十三(一九三八)年、六義園は当時の所有者であった三菱財閥三代目の岩崎久彌によって東京市(現東京都)に寄附されました。この石碑はその時の記念として東京市が建てたもので、六義園の成り立ちも記されています。岩崎家が六義園を所有したのは、明治維新によって政府に上地された六義園を、明治十一(一八七八)年に三菱財閥創業者の岩崎彌太郎が手に入れ、別邸としたのが始まりです。その後、岩崎久彌の本邸・別邸となり、後に総理大臣に就任した政治家幣原喜重郎(彌太郎の女婿)が一時仮住まいとしていたこともありました。』と書かれています。