タイムスリップ!
足利学校の特徴
日本最古の学校であり、国指定史跡の足利学校です。
茅葺屋根が特徴的な歴史的な建物が魅力です。
足利灯り物語では美しいイルミネーションが楽しめます。
日本最古とも言われる足利学校です。もしこちらに寄ることがあれば一度は訪ねたくありました。まだ金木犀の香りの残る雨の日に訪問。平日だからかひっそりとしてました。ステッカーとかもらえる。かなりの歴史的人物が来ているようでした。徳川家の位牌もパワーを放ってました。そして展示物の日本地図(ザビエルとかいたくらいの)がテキトーでしたwまぁ正確に地理把握されてても危ないんですけどね。足利というとどうしても大河ドラマ的にかすってくるのが太平記とかになるから売り出しにくいのかもだけど、もっとどさくさに紛れて売り込まないとって思いました。逃げ上手の若君でも足利学校って触れてるのに。諏訪とか鎌倉めっちゃ攻めてるんだけどなぁ、観光的な意味で。庭もきれいにされていて、一度訪ねてみるのは悪くないと思います。
あしかがフラワーパークに行った際にこちらにも寄りました。無料の駐車場が近くにあります。時期によってはイルミネーションもやっているようなので、お時間がある時についでに寄ってみてもいいかもですね。
フランシスコ・ザビエル「坂東の学院あり。日本国中最も大にして最も有名なり」。ルイス・フロイス「日本の綜合文科を有する唯一の大学」「全日本でただ一つの大学であり公開学校」当時の日本国内での足利学校の評判が高かった理由は、公開の教育機関であったという点にあろう。つまり各大名家や貴族における教育機関は、当然それぞれの内部にあったことは想像に難くないのであるが、足利学校に関してみれば「学校」の名の下に広く学徒を受け入れた点において、その特徴が顕著であったと言えるだろう。その背景には、室町将軍家足利氏の本貫地としての足利荘の特殊性があげられよう。足利学校の起源については小野篁説・国学遺制説をはじめ、藤姓足利氏説、源氏足利氏説など諸説があるが、少なくとも鎌倉期の源姓足利氏にかかわる教育機関として発足したとして差し支えないと思われる。足利市の氏寺である鑁阿寺(ばんなじ)所蔵の1249年正月7日の定書によれば、足利義兼の意向をふまえ、足利義氏の奨励のもと、講書始が行われ『大日経疏』と『周易注疏』の二書が僧侶によって講ぜられている。本格的に整備されたのは関東管領上杉憲実が1432年、足利荘の管理を委ねられてからで同年閏11月に『五経疎本』若干の巻を学舎に安置。・・・憲実は鎌倉円覚寺在住の碩学の禅僧である快元を招聘し、足利学校の庠主(しょうしゅ)として迎えた。改元は易学に造詣深く、以後足利学校は易学の伝統を継承することになった。憲実は・・・儒学以外の学問を禁止している。歴代の庠主や入学者のほとんどが僧侶であったにも関わらず、仏教関係の蔵書などが少ないのも、当初の憲実の学規三条による儒学を柱とする学風が根付いていたからであろう。また戦国期には各地の戦国大名が易学(戦陣での占い)や兵学などをおさめた人材を求める傾向にあったことが、足利学校の隆盛をみる背景になったと考えられるだろう。『栃木県の歴史』137−138頁1530年代、2度の火災によって講堂や書院など多くの建物が焼失するも北条氏政が援助し再興。兵学を中心に教えていたこともあり、戦国大名から重宝されたものの、その実態は学校で学んだ僧侶などの知識人が政治のブレーンとして戦国大名に仕えたことで結果的にそう見えてしまったらしい。1590年に北条氏が滅亡すると足利学校も衰退し、蔵書は豊臣秀次が持ち帰り、校長も上洛。翌年には閉校。江戸時代に入ると足利周辺に入部した領主らによってまた再興。『あなたの知らない栃木県の歴史』78ー79頁とのことで、日本全国的にも重要な足利学校ですが、足利市や栃木県の観光政策の一環なのか、だいぶ復元されて整備されており、国宝を保持する隣の鑁阿寺ともども、見所満点の文化遺産です。今でもちゃんと学校ならではの図書館などがあって興味深い施設でもあります。
日本最古の学校として国指定史跡となり、まさに足利を代表する遺産である足利学校。正直修学旅行的な若い年代で来ても面白さは無いと思いますが、ある程度年令を重ね、学問の大切さや生涯学習とは何かというものが分かりかけてきたときに伺うと実に面白いと思います。この様な環境で学んだ昔の人に思いを馳せるとともに、学ぶということを再認識させて貰える場所が足利学校だと思いますし、これからも後世に残すべき史跡であると思います。
足利の観光と言えば足利学校でしょうか?有名な神社も有る様でしたが時間が足りず又のチャンスに伺いたいと思います。私にとって学校は苦手でしたがここを見学出来て少し考えが変わったような?先人達が熱心に学問と向き合っていた姿を想像するだけで頭が下がります。規模はかなり小さくなっているのでしょうが雰囲気は伝わりました。
まるでタイムスリップしたような、おても素晴らしい異空間の体験ができました。静かに感慨に浸りたくなるようなひと時を体験でしました。日本て本当に良い国だと思います。丁寧にここの成り立ちや歴史を紹介した動画(短編)が小ホールで見られるのですが、平日のせいか、我々四名以外、誰もおりませんでした。わかりやすい動画なので、訪問の際は、是非ご覧くださいm(_ _)m
足利灯り物語2022に伴い足利学校で11月23日までイルミネーションが行われています。花手水や和傘、そして竹灯りが美しく足利学校を彩っています。駐車場は足利学校周辺に多数あるため車の置き場所に困る事はあまりないと思います。入場料500円(中学生以下無料)を払い入場すると花手水を中心に参道が飾られています。奥に進むと和傘や竹灯りが庭園を飾ります。色づいたイチョウの木や学校の建物もライトアップされ秋の夜を華やかに彩っています。市内の鑁阿寺(ばんなじ)や織姫神社もライトアップされていました。足利フラワーパークのイルミネーションは素晴らしいですが、市内でも足利の魅力を味わえます。お勧めです。
9:30頃行ってみると偉いさんが何やら挨拶されていました。受付のある建物で足利学校の成り立ちや歴史について学べる動画を流しているので最初に見ておくと良いと思います。他には中庸の教えを学べる器や、漢字テストに挑戦できるコーナーなど、ただ見るだけの施設ではない点が良いと思います。
足利市の観光地と言えば、まずこの足利学校ではないでしょうか。学校門、杏壇門をくぐり抜けると孔子廟があり、建物の中には孔子坐像や創設者?の小野篁像があります。その場所から歴史的建造物方丈が見えます。とても立派な建物です。その建物から眺める庭園は、心を癒してくれます。また紅葉の秋に行きたいですね。アクセスも良く、JR両毛線から徒歩10分で到着します。入場券¥420で、少なくとも1時間は楽しめます。
| 名前 |
足利学校 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0284-41-2655 |
| 住所 |
|
| HP |
https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/education/000031/index.html |
| 評価 |
4.1 |
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入学金は480円です。チケットが入学証になっているのは良いですね。庭がとても綺麗でした。実際見学できるところは少なく、想像とは違い私的に興味のあるところが無く、30分程で退学しました。パーキングは他にも寄りたいところが有ったので、徒歩5分程の無料駐車場に停めました。近隣に無料駐車場が数ヶ所有ります。綺麗な街なので散歩がてら歩くのもお勧めします。