200年の歴史、青梅の古民家。
旧宮崎家住宅の特徴
釜の淵公園内に位置する、重要文化財の歴史ある古民家です。
200年以上の歴史を持つ茅葺き屋根の伝統的な建物が魅力です。
解説員が親切に住宅の詳細を丁寧に説明してくれます。
旧宮崎家住宅は、建築様式から一般的な農民の家として、19世紀初頭に建てられたと考えられています。「広間型」と呼ばれる古い型式の間取りを持っていることや、この地方独特の杉皮と茅を交互に混ぜる屋根の葺き方が特徴的な古民家です。元々は北小曾木村(現在の青梅市成木8丁目夕倉地区)にあった住宅ですが、昭和52(1977)年に所有者の方より青梅市へ建物が寄贈され、昭和53(1978)年1月に国の重要文化財に指定されました。昭和53(1978)年4月から昭和54(1979)年6月までの工期で郷土博物館の隣地へ移築復元工事が行われ、現在は一般に公開されています。
築200年を誇る農家の古民家。コンパクトですが重厚な屋根や屋内の造りは使い勝手の良い住居だったことを感じさせます。
元々、埼玉県飯能市にほど近い、北小曾木村(現:青梅市成木8丁目)の山村にあった民家。推定築200年で「広間型」と呼ばれる古い型式の間取りを持っている事や、この地方独特の杉皮と茅を交互に混ぜる屋根の葺き方が特徴的な古民家で、東京から埼玉にかけての当時の民家の形態や暮らしの様子がうかがい知ることができる。宮崎家のあった旧北小曾木村は、田畑が少なかったため、農業や山仕事のほかに、土地に産する石灰石を焼いて壁などの建築用材である石灰いしばい(消石灰)を生産して生計を立てていたそう。住宅の間取りは、入口に竈かまどのある土間があり、囲炉裏のある広間には間仕切りがなく、接客、団らん、食事、炊事などの生活の中心機能が、一体化して大きなワンルームとなっている。そして、出居(でい)、奥と呼ばれている畳敷きの部屋があります。入口横には、水の流せる風呂場のような場所もあり、広間の北隅にある『押板』と呼ばれる座敷飾りは、南向きで、床の間の原型と考えられ、現在の床の間のような使われ方をしていた。
無料なので気軽に見学できます。古民家としては、きれいに手入れされていると思います。柱も床も黒光りしてきれいでした。部屋の中に上がることができます。昔の一般農家の暮らしが垣間見られました。説明員さんの話では、屋根の茅葺は10年ほど前に葺き直したが、川の湿気のせいで苔むしてしまっているとのことです。かんぽの宿向いの駐車場横の道から石の階段を下りて行くとすぐ左手にあります。
鮎美橋からかんぽの宿青梅に行く途中にあります。意外といい感じの重要文化財です。
築200年以上になる古民家です。以前は違う場所にあったのですが移設してきました。数年前に、屋根の葺き替えをしたのですが、なんと、予算は2.000万円もかかったそうです。囲炉裏には、実際に火が焚いてあって、煙が家の中に充満してる様子を見ることができます。昔の暮らしに触れることができますよ。言う詳しい話を、現地にいる説明員の方に教えていただくことができます。もっともっと話してくれます(笑)。
解説員の方が、これでもかという位、この住宅について説明してくれて、いろいろと教えてくださいました。元々は成木という地区にあった住宅をこの地に移築し、今は有形文化財に指定されています。去年の台風19号の時にどうだったかとか踏み込んだ話が聞けました。古民家にある程度馴染みのある人には、普通だと思います。
ココ、説明してもらえる女性の方が、おられたのですね~「いらっしゃいませ!」と、言われてビックリしました~
釜の淵公園内にある重要文化財です。ボランティアの方々がこちらを綺麗にしてくださっています。定休日は毎週月曜日、月曜日が祝日だと火曜日となるそうです。
| 名前 |
旧宮崎家住宅 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0428-23-6859 |
| 営業時間 |
[水木金土日月火] 10:00~16:00 |
| HP |
https://www.city.ome.tokyo.jp/site/provincial-history-museum/2729.html |
| 評価 |
3.5 |
| 住所 |
|
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青梅の北にあった古い農家を移築したもの。昔の家屋の特徴が随所に見られ、興味深い建物です。訪れたのは暑い日でしたが、屋根の燻蒸のため夏でも囲炉裏を焚く作業が欠かせないとのこと。維持管理も大変です。内部には昔の農具なども展示されています。