緑あふれる不動堂参道で。
奥之院参道の特徴
美しい竹藪に囲まれた静けさが楽しめる参道です。
不動明王堂への道は落ち着いた雰囲気で心が安らぎます。
本堂脇の竹林は整備が行き届き、訪れる価値があります。
【不動堂】この先に不動明王堂があります。戦前までは東京からの講(こう;今でいえば信者組合)の参拝客が多く、夏の縁日には露天商なども出てたいへん賑わっていたそうです。講は日本橋魚河岸、京橋大根河岸(青物市場)、東京深川の遊芸女、漆器工業組合、露天商組合など。不動堂の壁面にその名残を確認する事ができます。【三拾六童子像】不動明王には36人の子どもがいる、という伝承に基づきます。ここの不動講(不動明王の信者組合)である露天商組合によって奉納されたといわれています。【弘法大師像】参道斜面に点在する弘法大師像は、その不動講たちがめいめい四国八十八カ所などを巡った際に、不動様に対し行った証として頂いてきた砂を埋め、その上に建立した記念碑だそうです。このように太平洋戦争を境に自然消滅してしまった文化も多く、その伝承は失われつつあります。
本堂脇にある竹林を歩く、若干坂になっている緑ある落ち着いた雰囲気の参道です。様々な石像が左右に置かれ、静かな雰囲気もあって、ゆったりとした気持ちで歩けました。
かなり綺麗に整備されている。何も考えないで歩くと,大昔に来てしまったかの様な趣がある。参道沿いの石造物の刻字から,参道全体が四国八十八ヵ所のお砂踏み場-移し霊場となっているらしいことが分かり,おそらく参道を歩けば,四国御遍路を踏破したのと同じ功徳が得られる様になっているのだろうかと思う。
名前 |
奥之院参道 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.6 |
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竹藪が素敵。別世界に来た感じ。