静かな港で異邦人の思いに。
ウランダー墓(オランダ墓)の特徴
名護市運天原に位置し、歴史を感じる神秘的なスポットです。
整備された道を通り過ぎると、美しい景色を楽しめる魅力があります。
200年近く前の異邦人の思いを馳せる、感慨深い場所です。
オランダ墓とありますが、昔は西洋人=オランダと言っていたみたいです。実際はフランス人の方のお墓です。曇ってましたが、古宇利大橋も見れて良い景観でした。
ウランダー(オランダ)墓には、1846年に亡くなった 2人のフランス人が葬られています。ウランダー墓という墓名は、当時の沖縄の人が西洋人のことを「ウランダー」と呼んでいたことに由来します。1846年 6月、フランスの 3隻の船隊が琉球王国との交易交渉のために、今帰仁の運天港に入港、約 1ヶ月間碇泊し、首里王府と交渉しました。その間に 2人の乗組員が病死し、ここ屋我地島運天原の岬に手厚く葬られました。二基の墓碑には砂岩(ニービ)に国名・二人の名前・艦船名・死亡年月日が刻銘されています。この墓の管理は今帰仁間切(今帰仁村運天)が行っていましたが、第 二次世界大戦後は地元運天原の人々が毎年 12月 24日に清掃と供養を行っています。ウランダー墓は近世末の日本・琉球だけでなく世界の動きを知る手がかりとなる貴重な文化遺産です。■向かって左「撤慮」の墓碑フランス国 ビクトリューズ号 ジャック・シャリュス1846年 6月 11日病故■向かって右「貴大爾」の墓碑フランス国 クレオパトール号 フランソワ・シャルル・ギタール1846年 6月 20日病故令和4年(2022) 9月名護市-案内板より-
道が整備されて行きやすくなりました。眠っているのはフランス人ですが西洋人は皆ウランダー(オランダ)と呼んでいたそうです。
最近道路が整備されたみたいです。以前は、獣道のような道路でハブが怖くて辿り着けませんでした、墓から見る古宇利島やお魚もみられ絶景です。駐車場は特に指定はないので、入りグルメに3台、漁港内にも駐車できます。
車を停めてから少し歩きますが、景色もきれいなのですごく良いです。
道の草刈りは行政はやったほうがいい。
200年近い昔 遠く地球の反対側から長い航海を経て、不幸にもこの地で命を終えてしまった二人の異邦人に思い馳せると、たまらなく切なくなる場所です。手厚く葬られたことが、見晴らしのいい場所から伝わってきます。当時の風景が見えてくるような感覚になり、無の境地になります。
| 名前 |
ウランダー墓(オランダ墓) |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
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案内板を辿っていくと小さな港に着く。車止めがあって海沿いを徒歩300mぐらい行くと亀甲墓のような大きな墓がある。厳密にはフランス船員の墓で毎年慰霊祭が行われているようです。側にはテラスがあって古宇利大橋が見えます。途中には龕屋(龕屋\u003d葬式まで異体を安置しておく場所)があります。((😖))💦