浦和で見る、黒川紀章の世界。
黒川紀章「中銀カプセルタワービル住宅カプセル」の特徴
ガラス窓からのぞける独特なカプセル住宅が魅力です。
銀座にあった先進的な設計がここにあります。
浦和で特異な建築スタイルを楽しめる観光名所です。
中には入れませんが、逆に外から至近で現物を見ることは本物の中銀ビルではできないわけで、これはこれでここでしかできない体験。中銀ビルが取り壊されてしまってなくなった今ではなおさら。
懐かしいですね。実は私が詳細図(施工図)描きました。当時の現場事務所に缶詰め状態でした😱黒川設計事務所の図面では具現化出来なかったからです。(よくある話)カプセルの取付け順序やメンテナンス考慮に腐心した記憶は今でも忘れません。掘削開始から暫くして江戸時代以降の木製の杭や煉瓦基礎などが発見され、調査のために少しの間工事がストップしたのに救われました。(作図の時間が増えたから)。黒川さんは現場定例会に来ると現場前の海岸通りに愛車のジャガー路駐してました。「金持ちなら駐車場借りたら?」(呟き)。モデルルーム内観を始めた頃になると、銀座のママさん連れて銀座のパパさんが来るようになった(爆)等のたくさんの思い出深い建物でしたよ。
世界的に有名な建築家、黒川紀章氏の代表作である”中銀カプセルタワービル”の一室です。1972(昭和47)年、140個のカプセル型住居を取り付けたビルとして銀座に竣工し、2022年に老朽化のため解体されました。分割保存されたカプセル住居はサンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)を始めとする国内外の美術館に収蔵され、一つがここ、埼玉県立近代美術館の北側にある”北浦和公園”に設置されました。入室する事は出来ませんが丸窓と、ガラス張りの扉から中を見る事が出来ます。室内の撮影は午前中は窓に日差しが反射してしまい撮りにくく、あまり遅くても光量が足りなくなるため、太陽が西に少し傾いたくらいの昼過ぎがおすすめです。
まさかこのカプセルが、MOMASにあるとは知りませんでした。ビル本体は取り壊されたので、今となっては、とても貴重なものだと思います。中に入ることはできず、窓から中を窺います。
中には入れませんが、ガラス窓から中が覗けます。
銀座にあった先進的なアパートの一室が、何故か浦和に。興味深いです。
| 名前 |
黒川紀章「中銀カプセルタワービル住宅カプセル」 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
048-824-0111 |
| 営業時間 |
[土日火水木金] 10:00~17:30 [月] 定休日 |
| HP | |
| 評価 |
4.7 |
| 住所 |
〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9丁目30−1 |
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黒川紀章のカプセルタワービルのモデルルームがあった。美術館の敷地公園に、彫刻作品に混じってポツンと、昭和の建築家の挑戦の跡が残されてる風景が何気にエモい。