鎌倉時代の国宝、本堂の美しさ。
十輪院の特徴
静かな奈良町の中に位置する、国宝本堂の美しさが際立つお寺です。
鎌倉時代の造りである南門や本堂が特徴的で、歴史ある雰囲気を感じられます。
重要文化財の石仏龕に本尊地蔵菩薩があり、多数の仏像も鑑賞できる貴重なスポットです。
奈良町の中にありますが、とても静かで落ち着いたお寺でした。拝観のお手続きをすると、本堂の中をご住職がついて詳しく説明して下さいました。御本尊の地蔵菩薩様のお顔はお優しく石仏龕は見ごたえがありました。朝のおつとめも参加出来るらしいので早起きして行ってみたいと思います。
南都十輪院、真言宗醍醐派、近くにある元興寺の末寺とも言われた時代もあり、「しとみど」が印象的な本堂は国宝鎌倉時代の造り、境内入り口をくぐる「南門」も鎌倉時代、四脚門で小振りな造りだが正統派な印象があります。境内はとてもスッキリと掃除が行き届き気持ちがいいです。本堂を正面にすると、美しく古さを感じない邸宅のようです。本尊は珍しい地蔵菩薩さま、本堂内陣の裏に有名な石仏龕があります。木造の厨子が多い中、石の厨子はとても珍しく、本尊の脇左に釈迦如来と右に弥勒菩薩が見られ、共に優しい笑顔で迎えてくれます。石仏龕を拝むと、よくテレビで見る、シルクロード敦煌にある石窟寺院の石仏とダブってしまいました。住職の奥様が丁寧に、由来を説明してくれます、ガイドも上手で分かりやすかったです。元々お地蔵様は路地にあったが、人々の信仰が深くなり屋内に安置、この何トンかすると思われる石の厨子の中にお祀りしたと聞くと、信仰は力ですね。厨子の壁面には、聖観音菩薩・不動明王・四天王・勢至菩薩などと彫られ、極楽往生を願う地蔵世界が広がっています。少し生々しく感じたのが、厨子の前の大きな石板の「引導石」、死者を弔う時に遺体を置いたと聞くと、地蔵信仰が市井の人々にも浸透していた事を感じます。ゆっくり本堂をお参りし、お花の咲くお庭もぐるりと周り、最後に御朱印を頂戴します、珍しい石仏龕は必見ですね。
2018.01.02. (火)10:15 2回目 (奈良斑鳩人)国宝の本堂は 桁行5間と然程大きくは 有りませんが 四面に広縁が廻り 特に前面は広く庇も長く張り出し 軒先の方で 四角く太い柱6本で支え正面建具の多くには 横長の半蔀(ハジトミ) を備え また東面には 格子の 引き違いの建具4枚が入り トテモお洒落で 趣有る設計ですまた建物は鎌倉時代に建立されたモノで寄棟造の本瓦葺で 屋根が低いのも特徴で建物の美しさを引き出していましたなお本堂の背後には 花崗岩の切石を用いて築造された 重要文化財の石仏龕(セキブツガン)石製の厨子が有り 龕中央に本尊地蔵菩薩その左右に釈迦如来と弥勒菩薩が浮き彫りされ ソノ他にも多数の仏像が彫られ 必見の価値は充分に有りますソノ様な事で 御参りのみならず非常に高い 文化財価値を保有するお寺でも有りました。
十輪院の本堂は鎌倉時代中期の建立だそうで国宝に指定されています。寄棟造り、本瓦葺きの建物で、本尊石造地蔵菩薩に対する礼堂の役目をしているのだそうです。
| 名前 |
十輪院 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
0742-26-6635 |
| 営業時間 |
[土日火水木金] 8:00~17:00 [月] 定休日 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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お盆で参拝者がたくさんおられました。