太田川近くの小さな神社。
名前 |
三嶋神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.shizuoka-jinjacho.or.jp/shokai/jinja.php?id=4411183 |
評価 |
4.5 |
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磐田市の南、太田川の河口から少し南側の旧小島方村(現在は小島方という地名は消滅し、豊浜になってます)に建立する小さな神社です。社格は村社。小さいと云っても立派な本殿と手水舎、クルマ10台くらいは十分停められる駐車場があり、境内も決して狭くない立派な神社です。大山祇命がピンで祭神を張っていて(個人的には嬉しい)、配神・相殿・境内社・合祀などはおそらく無いと思います。この神社はどうやら近隣の氏子さんたちに大切にされているようで、境内は大変綺麗でしたし、本殿内もちゃんと整頓されてました。由緒は次の通り。大永3年9月後柏原天皇御宇創建す、遠州山名郡浅羽之庄小島方村の氏神とし三島大明神と称えて崇敬を集め奉拜されていた。宝永2年東山天皇御宇激浪のため本殿流出し、宝永3年再建す、明治12年明治天皇御宇村社に被列する、昭和19年東海地震により本殿倒壊す、戰中戰後の困迫時代のため仮祭壇を設けて祭祀奉る、昭和30年本殿と拜殿を再建して今日に至る。やられては再建しを何回か繰り返している苦労人の大山祇命と氏子さんたちですな。例祭日は10月13日です。神社そのものというよりは、この神社を起点にする「氏神様の年始回り」というお祭りのほうが有名らしいです。どんな祭りかは写真をご参照ください。あと神社には直接関係ないですが、手水舎に寄進者の名前が書いたタイルがあります。「奉納 明治百年記念 ┓直 七十才 昭和四十三年十月十三日」と書いてます。「┓直」の部分は写真を見てほしいですが、多分「かねなお」とかいう読み方するんだと思います。この手のやつは通常屋号に使い個人名には使わないと思うんですが、それにおそらく個人の年齢である「七十才」が添えられているのが何か珍妙な感じでした。