氷川神社境内のしゃくいなりで、特別なひとときを!
叉俱稲荷神社の特徴
しゃくいなりと読む氷川神社の御由緒が魅力です。
埼玉県さいたま市中央区にある神社です。
境内は氷川神社と隣接し、訪れやすい環境です。
「しゃくいなり」と読む(現地の氷川神社御由緒にそう書いてある。)。ただ、『埼玉の神社(p453)』という本によれば、地元の人は「オシャモジ様」と呼んでいるそうである。現地観察から、少なくとも、創建は文政十一年以前であるらしいことが分かる。気になった点が二点あったので、以下に記す。1【稲荷神社遷祠祈念碑】明治四十一年銘。自然石型。造立趣旨は神社遷宮記念。裏面に寄付者連名。連名中に井原赤太郎の名前を確認。与野で活躍した石工だ。遷宮は、宮司 榎本良作のときに行われたことが分かる。榎本良作は、大宮の大久保神明神社の宮司。明治時代から昭和初期にかけて大宮近辺の神職を複数兼務し、与野上町氷川神社の宮司でもあった。この石碑は、当地に稲荷神社を遷宮したことを記録するものだが、「どこから遷宮したのか」の記載がない。「叉倶」という名前からして、元々は、二叉路にあったのだろうが、なんだか釈然としない印象を受ける。一応、明治末期の神社合祀運動の影響を今に伝える史跡に数えられるだろう。2【神額】新明型鳥居にあり。石製。願主 丸山庄吉。正面に「正一位稲荷大明神」と刻む。裏面には「文政十一年銘」とあるか。おそらく、遷宮前からあったもので、当社の歴史の古さを今に伝えている。
| 名前 |
叉俱稲荷神社 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
〒338-0003 埼玉県さいたま市中央区本町東6丁目7−30 |
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