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名前 |
願満堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
1.5 |
『願満堂縁起並墓地整備之碑』という石碑が境内にある。それによれば、佐知川唯一の仏堂であり、最古の建造物であり、境内の石仏等から推測するに元弘年間にまで遡るという(石碑にはそうあるが、元弘年間よりも古い文永年間の板石塔婆が確認できる。)。また、金子氏が持っていた古文書により、墓地は元禄三年頃に私有地であった所を官符のお縄入れによって、「村持ちの墓地とする」と決まったらしい。以降、村の人たちのお墓を立てまくったが、墓所と墓所の境界が曖昧で、お墓参りに来た人が他人の墓所を通路として使ったため、度々紛争が起こった。そこで植水庵國堂という人物が昭和二十六年に墓地を整備に着手し、昭和三十五年にこれを完了したという。この石碑はこれを記念するもので、昭和四十年に建てられたようである。境内には念仏講中による文化年間銘の地蔵尊、天保年間銘の六地蔵、庚申塔、板石塔婆(左から、文永五年銘、元弘三年、◯◯二年、不明。)などがある。また、かつて徳川家康が休もうとしたけれど、我慢して休まなかったという伝説があるとか。