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二俣川が天竜川に合流する箇所は小高い山を切り裂いた様な場所。対岸(鹿島側)河川敷から眺める度に不自然だな思っていたが、その答えはこちらに。元々は天竜郵便局付近から蛇行し鳥羽山城と二俣城の間から天竜川に流れていた二俣川を、江戸時代に鳥羽山を開削して現在の真っ直ぐな流路にした工事の指導者がこの袴田さん。水捌けが悪く水難の地だった二俣。私財を擲って(なげうって)延べ23000人以上の人工を動員して行われた工事により、二俣の水害被害は大幅に減少した。私はたまたま台風15号の大被害を受けた翌日にこの辺りに用があり来たが、真っ直ぐ伸びた流れは1日経ってもまだ音を立てて天竜川に注いでいた。これが旧路ならば甚大な被害を被り、二俣に来る事すら叶わなかったであろう。石碑をもって後世に伝えるべき人物。