歴史を感じる鎌倉七口探訪。
名越切通・第1切通の特徴
鎌倉七口の一つで、古くからの鎌倉への重要な道です。
整備された尾根道は歩きやすく、昔の時代にトリップした雰囲気を味わえます。
鎌倉と三浦半島を結ぶ趣のある切通で、歴史ある風情を感じられます。
鎌倉側から登りました。朝比奈切通しよりは登りやすかった気がしますが、それそはそれでなかなかでした。殆どぬかるみなので靴には注意が必要です。アジサイ綺麗でした。
古来鎌倉への入り口として利用された鎌倉七口の一つです。もう少し行けば鎌倉特有の葬送形式のやぐらの代表的場であるまんだら堂やぐら群があります。鎌倉駅からも逗子駅からも離れているので、体感40分くらい歩きました。私が行ったのが悪天候の中だったので道はすごく悪かったです。多分天気が良くても、よく日が差すようなところではなく湿気が逃げにくいと思います。足腰に不安のある方は要注意です。大体写真にある感じでただ岩に囲まれた細い道ですが、どこか既視感を感じました(教科書とか?)説明看板によると、今ある切通しの下に古い道があるらしく、遡って江戸時代だそうです。さらに室町後期には山を崩して通行しやすいようにしたとのことです。建長寺前の巨福呂坂もそうですが、現代感覚で悪路・険路を正規ルートにする昔の人々の健脚さには頭が上がりませんね(笑)従来の説で外敵の侵入を阻むため狭くつくったと言われていますが、鎌倉時代を下ると広く人々に利用された道になっていたのですかね。「武家の古都」とかいう世界遺産登録を視野に喧伝されたイメージは、果たして当時の実態を映しているのか?そういった軍事都市のイメージは再考されるべきかもですね。
鎌倉の東南方向と三浦(半島)方面を結ぶ古道。鎌倉時代の後、通りやすいように改修されたりと、当時のままというわけではないようですが、切通の名の通りの切り開かれた道を体感することができます。
鎌倉と三浦半島を結ぶ鎌倉七口の一つである古道。他の切通しに比べると道幅が狭いが、第一切通付近は両側が切り立っており、見応えがある。なお、悪路が多い(崖崩れの箇所あり)ので、足元には注意。ちなみに江戸時代まで掘削・整備が続けられたらしく、鎌倉時代の古道そのものではない。鎌倉寄りには不動明王の石像も佇む。
古来より、鎌倉と三浦を繋ぐ重要な道。吾妻鏡には名越坂との記述が読め、時代が下ると浦賀道の一部となる。第一切通は、人が1人通るのがやっとの幅の狭まった場所が有り最大の見どころとなる。古くは鎌倉防衛の為にわざと狭くしているとされていたが、近年(と、言っても20年以上前だが)の調査により、崖面の崩落で大岩や土砂が堆積した結果と判明した。本来は三メートル程の幅があり、現在の路面から最大で60センチ下が底面となる。ただし「新編鎌倉志」に、この狭まった道と思われる描写が書かれている為、江戸時代には現在に近い状態になっていたと思われる。ちなみに、岩を登る様に脇を通る道は崩落防止の工事をした際の迂回路であり平成の新道です笑この様に、人が通れば道は変化を続ける。
ハイランド入口から名越切道に向かいました。ハイランドの展望台は秋から冬が江ノ島、富士山が綺麗に見えると思います。 山道をてくてく歩いて猿畠の大切岸を通り切道に着きました。
尾根道は以前と違って綺麗に整備されて歩きやすくなっています。見どころたくさんあります。犬のお散歩ももちろん良いですが、上り下りで足腰鍛えられますし、山からの景色抜群ですね😊
昔の時代にトリップしたような雰囲気。
鎌倉と逗子を結ぶ当時の要所、近くには曼陀羅やぐらがあり、風情を思わせます。
名前 |
名越切通・第1切通 |
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ジャンル |
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電話番号 |
046-872-8153 |
住所 |
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評価 |
4.0 |
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下調べもせず、Google mapと看板を頼りに行きました。結果、予想だにしない狭く急な山道と鬱蒼と茂ったシダなど植物に阻まれ、心細い中、なんとか辿り着きました。調べると私が使った入り口を含めて3つの入り口があります。①大町口②ハイランド口③亀ヶ岡団地入り口私は大町口から入ったようです。いにしえを感じるには良い選択かもしれませんが楽に目的地に行くには他が良さそうです。