トウカエデに囲まれて歴史体験。
1970年代植林のトウカエデ群の特徴
駐車場からビジターセンターまで、トウカエデの木々に囲まれた道が魅力です。
陣場野公園との境に植えられたトウカエデが、歴史を感じさせてくれます。
ユニチカ関ケ原工場の手による植樹で、地域の自然を大切にしています。
この辺りの地区が 「宝有(ほうゆう)」と呼ばれていたころ、陣場野公園との境に、トウカエデ苗木がユニチカ関ケ原工場の手でグランドのライト外野からセンター外野に掛け植えられた。その後、ユニチカ撤退後に大部分が伐採され縮小したが、生き延びた苗木達は約50年で10mを超える見事な高木に成長した。きっと、夏には涼しい木陰を作り、秋には大量の落葉と種を降らせるのであろう。2019年12月現在、町施設の建設工事により林は更に縮小傾向にあるようで、来年もこれらの木々が見られるかどうかは不明である。大木、高木は容易には得難く、またそれがあることによって街の高級感やイメージも大幅にアップするから、関ケ原町は安易な伐採に走らず、財産として有効活用してもらいたいものである。2020年12月追記古戦場記念館建設に伴い、このトウカエデ群は見事に保存された。遠くからもよく見えるシンボルツリーである。記念館の建物の色彩がシンプルなこともあり、違和感なく調和している。
ビジターセンターができ、この木たちも切られてしまうのかと思いきや、駐車場からビジターセンターまで、この木の間を通っていけるように整備されました。
名前 |
1970年代植林のトウカエデ群 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.8 |
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『岐阜関ケ原古戦場記念館』駐車場手前にプロムナードの様にして位置します。 話によると旧ユニチカ関ケ原工場の敷地があり、数年前の撤退工事で一部伐採されたが一部は残され、更に古戦場記念館の建設と共に敷地内にて保存されたようです。古戦場の歴史だけでなく、植物の歴史にも気遣った計らいにグッと来るものがあります。住民にとっても、この土地にとっても現存する大事な資料。 いつまでも何十年も何百年も歴史に名を残すよう祈っています。すぐ目の前にある記念館別館の『伊吹庵』ではオープンテラスがあり、気持ち良い風を受けトウカエデ群と景色を眺めながらの食事及びティータイムを楽しむ事が出来ます。駐車場も記念館や関ケ原町役場の敷地に余裕があるくらいありますので大きなイベントのある日以外なら停められるかと思います。