南吉見羽黒神社で静かなひとときを。
羽黒神社の特徴
武蔵国横見郡南吉見村にある、歴史ある神社で訪れる価値が高いです。
長い階段を190段登ると、美しい景観が広がる頂上の神社です。
台地の上に位置し、梅雨の晴れ間に訪れると特に清々しい体験ができます。
隣町に越してきて20年以上ですが初めて伺いました。県道側からの表参道ではなく、短大側から登りました。車でも行けるみたいですが、最後の急坂数十メートルを軽自動車が登れるかどうか。出来ればご自身のお身足にて参拝したいですね。
南吉見羽黒神社(みなみよしみはぐろじんじゃ)主祭神 大物忌命合祀神 誉田別尊 大物主命 菅原道真公由緒流川村は江戸より行程十四里、元来此所は松山城附にて、落城の後十一年を経て草創せり、始は比企郡に属して松山庄なりしが、正保四年(1647)村を二つに分ち、北の方を当郡に属し、南の方は比企郡たる事元の如しと云傳へり、されど既に久米田村の條に紀せし如く、当村正保改の頃までは、久米田村の内にして(中略)四隣東は久米田村に隣り南は市ノ川を隔て比企郡滝川・柏崎の二村に界ひ、西は同郡松山町の新川字新宿に續き、是も市ノ川を界とす、北は土丸村に接す、東西凡九町、南北六町許、水利不便にして早損がちの地なれば、村の中央に溜井を設て便とす、是当村及土村・根小屋・柚澤四ヶ村の大溜井なり・市ノ川 村の南西を流る、幅八間許、此川に口間許の石橋を架す・羽黒社 北の方なる山上にあり、當村及根小屋・柚澤・土丸の鎮守なり、社地に古松ありて、頗る佳景の地なり・別當妙楽寺 新義眞言宗、御所村息障院の末、松榮山と號す、本尊薬師を安ず・首塚。社の傍にあり、松山落城の時、死者の遺骸を埋し塚と云・諸口明神社 金毘羅権現を相殿とす古兩頭の蛇を祀し故、諸口明神の號ありと云、これも長源寺の持(「新編武蔵風土記稿」参照)大字北吉見にあった中世の山城である松山城は、県内の城館跡の中では最も多数の記録が残り、幾多の合戦の舞台として登場してきました。当神社は天文年間(1532~1555)に難波田弾正入道善吟によってこの松山城三の丸に祀られたことに始まると伝わっています。難波田弾正は扇谷上杉朝定に仕えた武将で、松山城を居城とし、その付近一帯を領しました。天文六年(1537)に河越城主であった朝定が北条氏康に攻められ、松山城に逃れた時、難波田氏は朝定を守って戦いました。しかし、河越城の奪回を目指した天文十五年(1546)の河越夜戦の戦闘で敗れ、難波田氏は主家の扇谷上杉氏と共に滅亡しました。その後も当神社は慶長六年(1601)の廃城に至るまで城内にありましたが、その後村民により本丸の東方の現在地に移されたといわれています。宝永六年(1709)の棟札には「奉造営羽黒山大権現鎮座□五箇村氏子繁昌諸願成就所・別当明楽寺秀英」「武州横見郡下吉見領之内流川村・根小谷村・湯沢村・土丸村・新宿村」とあり、当時は五か村の総鎮守であったことが判ります。これに見える別当明楽寺は真言宗の寺院で、当神社参道入口の左手に堂を構えていました。明治四年(1871)に村社となり、同三十九年(1906)に本殿・拝殿を改築し、大正元年(1912)に諸口琴平社・天神社・八幡社の無格社三社を合祀しました。(埼玉県神社庁発行「埼玉の神社」参照)吉見の昔ばなしでは、お羽黒さまは大麦の野毛(穂)で目を突いて、片目になってしまったので、周辺地区では大麦は禁忌作物とされているといわれています。
武蔵国横見郡南吉見村(埼玉県比企郡吉見町)では鬼の悪業に辟易していた。そこで、村人たちは鬼と約束をする。「夜明けまでに神社参道の石段、200段を完成させたら、鬼の言うことを聞く。完成できなかったら、鬼は悪さをしない。」というもの。鬼は全てが意のままになる、と余裕でいたが、この付近には石がなく慌てた。都幾川まで行って、石をどんどん投げてきた。それで、百穴ができた。それから石段を積み上げたが、最後の1段の石が無くなり夜が明けてしまった。それから鬼は悪さをしなくなった。という言い伝えがある。現在は、コンクリートの石段が整備されている。その数192段。石段下から見上げると一直線に急な階段が続いていて、思わず登ってみたくなります。高度差は約30m。目の前には市野川が流れ、鬼が時々流してしまう橋が架かっていた。その橋を渡り道を南方にたどれば、八王子、鎌倉に通じていた。その後にできた冠水橋も濁流に流されて今はありません。鎌倉に通じていた道も住宅街に阻まれ、面影はありません。
梅雨の晴れ間に初めて訪問。黒い羽根とメタリックブルーの胴体をした沢山のトンボがヒラヒラ舞うなか参道の階段を上がって行きました。トンボに道案内される幻想的な光景から一転、頂上の新しめ綺麗なお堂にギャップを感じ少し拍子抜けしたのですが・・帰宅後トンボの種類を調べたらその名も「ハグロトンボ」。神様トンボと呼ばれるそうです。羽黒神社にハグロトンボ、神様の使い・・偶然とは言え驚きです。また違う季節にも行ってみようと思いました。
長い階段が気になっていました。麓には、だいぶ古い御神木があります。イチョウの落ち葉が沢山でした。頂には、とても綺麗に改築された「羽黒神社」があります。登って気が付きましたが、裏に舗装された道もありました。
石段(コンクリート製)を190段程登った小山の頂上です。平成26年に改築されたようで、とても綺麗です。
台地の上にあります。階段を上がると視界が開けて気持ちいいです。
| 名前 |
羽黒神社 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[木金土日月火水] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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なかなか雰囲気のある空間にある神社です。