若松町一丁目の歴史探訪。
こちらの神社は、東松山市の若松町一丁目の五差路の交差点の一角にあり、ビバホーム東町山店の駐車場が近い。神社だが社務所は無く、社に鳥居だけの神社。交差点から赤い鳥居が見えて参道が南に伸びている。参道の先に社があり、その中に神明神社と七鬼神社が祀られている。疫病を起こすと説かれている7種の鬼神というのは阿佉尼鬼(あかにき)、阿佉那鬼(あかなき)、阿毘羅鬼(あびらき)、尼佉尸鬼(にかしき)、波羅尼鬼(はらにき)、婆提梨鬼(ばだいりき)、夢多難鬼(むだなき)のことで、日蓮聖人がいた頃は、門に七鬼神の名前を書いて貼っておくと疫病や災難を退けてくれると言われていたそうです。この地は災いが少なそうだ☺️2024/08/
名前 |
七鬼神社 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.7 |
周辺のオススメ

江戸時代この比企郡松山町は前橋藩の飛び地であり、この場所は町はずれにあたる所でした。1887年頃まで新田刑場があり、罪人の首をさらす場所だったのです。道を隔てた所に首切り地蔵が現存して、当時を偲ぶことが出来ます。この七鬼神社は刑場のはずれに当たります。刑場の露と消えた罪人たちの霊を鎮める為に建立されたものと思われます。現在、住宅街、商業地区となっていますので当時の様子をうかがい知るものはこの七鬼神社と首切り地蔵だけとなりました。お地蔵さまは各地にありますが、他のお地蔵様と違ってここのお地蔵さまは傷だらけのお姿です。南無。