雪舟流れる庭で心和らぐ。
龍蔵寺・雪舟庭園(流水の庭)の特徴
雪舟作流水の庭が魅力の庭園である。
立派な入口と広々とした駐車場が完備。
イチョウの樹は台風の影響で黄葉がまばらだった。
この庭は、雪舟作「流水の庭」を、昭和32年(1957年)日本築庭師第一人者の重森三玲が復元したものです。
立派な入口とたくさんの駐車場、風情のある階段。入場料200円。中には雪舟の庭があります。
拝観した日は、紅葉狩りには程よい感じでしたが、イチョウの樹は黄葉が殆ど落ちて、というより黄葉する葉が無い状態でした、ご住職の話では台風の影響で葉がだいぶ落ちたとのことでした。今回の拝観の目当ての庭園は池泉廻遊式となっていますが、実際は庭園内の立ち入りが制限されているため、回遊はできず、谷川に沿って鑑賞するだけです。また、拝観した日は谷川の水量が少なく、谷川から池泉に十分な水量が供給されず枯れた状態でした。ご住職の話ではこの時期にしては例年よりも水が少ないとのことでした。庭園は谷川と急峻な山裾の狭い場所に造られた、谷川に沿った細長い庭園です。縁起や歴史、他所から移されてきた客仏など、多くの仏や寺宝の由来が確定出来てない不明な点で、多くが伝説的な寺伝となる。寺内にある庭園についても「防長風土注進案」(萩藩が天保年間に代官・庄屋などによって調査させた領内の地理・産業などをまとめた書物)の記事に、山口県内にある雪舟庭園について記されることが殆どだが、龍蔵寺の雪舟庭園に関しては、その防長風土注進案に、雪舟作庭との記載が無い点は気になる。「庭園」に関する確実な記録は「荒廃していた庭園を重森三玲氏が調査し、昭和三十一年に整備した」です。(2018/11/14)
名前 |
龍蔵寺・雪舟庭園(流水の庭) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
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重森三玲復元の雪舟庭は、寂しいです。滝が美しい。