品木ダムのカード、ダム見学で体験!
国土交通省 品木ダム水質管理所の特徴
品木ダムでは、ダムカードをもらえる楽しい体験ができます。
草津中和工場では、酸性水を中和する過程を学べる展示が充実しています。
子供でも楽しめる簡単な実験があり、草津温泉の水質に関する理解が深まります。
ひえぇぇ!? ワタシは昨日何も知らずに五寸釘を15日で跡形もなく溶かしてしまうような、強酸性の湯にのんびりと浸かっていたのね・・・説明文を読んでビックリ(汗)。自然湧出量日本一を誇る「草津の湯」は酸性だとは聞いていましたが、コレ程だとは・・pHは2.1にも達していてレモン果汁に匹敵します。そりゃ皮膚表面の雑菌は全て死滅するでしょうよ。草津白根山の火山ガスが地下水に溶け込んでこうなるらしいのですが、このままでは当然生き物は住めないし、鉄やコンクリートも侵すのでダムや橋などの構造物も設置する事が出来ません。その対策として建設されたのが、この草津中和工場なのです。1日にアルカリ性の石灰粉55トンを水に溶いたものを横を流れる湯川にぶち込み続け、強制的に中和して中性のpH5.5に近づけるというもので、石灰粉の年間使用量は約2万トンになるそうです。副産物として石膏が生成されてしまうので、それを取り除く為の専用の品木ダムがすぐ下流に設置され、定期的に浚渫作業が行われています。考えてみれば、本来の自然環境を人間の都合の良いように勝手に改変している訳ですから、一度始めた以上は地震が来ようが台風が来ようが絶対に中断は出来ません。そうでないと、また元の「死の川」に戻ってしまいます。人間もなかなか「業」が深い存在ですな(笑)。ちなみにこの種の中和施設は世界初なのですが、途中で止められないからには原料の石灰も安定供給されなくてはなりません。日本は資源がなんにも無い国ではあるのですが、実は石灰だけは豊富に存在し自給率100%を誇るのです。中和施設はこれらの条件が揃った日本ならではの存在と言えるでしょう。
私が知る川は魚が泳ぎ水草が生え、安全で中性と思いそれが普通と思っていた。またそれについて考えた事もなかった。強酸性で生物が住めない川が日本にあり、このような施設が存在することもココへ来て初めて知った。湯畑から流れて来た強酸性の湯川に、石灰水を投入している様子も見れ、原水のpHも測定出来る。中和処理された川の水は白濁し流れて自然撹拌されダムに溜まる。湯川に石灰水を投入しているので岸部は石灰が固まり鍾乳石の様。日本には他に秋田県玉川ダム辺りも強酸性の水と聞く。玉川と言うと、草津よりさらに強い酸性の玉川温泉で有名。人知れずこの様な仕事もある事を知った。強酸性の川が流れる周辺には良き温泉もある事も事実で、自然の脅威とその脅威をコントロールしている人間の知恵が見られる。
勉強になりました。
草津温泉から流れ出る湯川の強酸性の水に粉砕した石灰石の粉末を水で溶いたもの(石灰ミルク)をここで河川に混合(注入)して中和するために昭和39年に作られた施設で『草津中和工場』とも呼ばれています。同様の事業は谷沢川や大沢川でも行われており、香草中和工場が石灰ミルクの注入を行なっています。透明な川の水も混合(注入)施設のすぐ下流から白く濁っているのは珍しい光景です。注入された石灰石は化合物となって下流の品木ダム(上州湯ノ湖)に堆積し、浚渫により回収されて中和作業が完了します。出来れば品木ダムとセットで見学するのが良いです。この中和事業のおかげで下流の橋や河川構造物が守られ、水も飲料水や農業用水・工業用水として利用できている事が良く解る施設です。現在は見学などは一時中断しているようです。施設から川を挟んだ反対側から石灰を混合(注入)している様子が至近距離で見ることが出来ますから見学はこちらからの方が分かりやすくて良いと思います。世界初の珍しく重要な事業を公開しているのですから、見学などの詳細をタイムリーに分かりやすくPRして欲しいです。
平日はここで、土日祝は階段を降りた先の環境体験アミューズメント内、百年石作成小屋でダムカード貰えます。
無料で草津温泉の事を詳しく子供でも解りやすいよう、自ら簡単な実験を通して教えてもらえます。その後の施設見学や温泉水を使った工作も出来ます。
何故中和施設が必要なのか理解出来る展示があります。
品木ダムのカードもらいに来ました。ダムとセットで訪れるといいと思います。石灰水を投入するやりかたがかなりアナログで意外。しかし草津の湯というのはけっこう恐ろしい。
品木ダムのカードをもらいながら見学。強酸性の水の中和をしているなんて知らなかったです。
名前 |
国土交通省 品木ダム水質管理所 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0279-88-5677 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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こちらで品木ダムのダムカードを頂きました。中和設備を見学できます。誰もいませんでした。