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名前 |
蓮華寺跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
東大寺再建の用材を筏に組み佐波川の流れを利用して運搬していた時、重源上人の弟子である蓮花坊は大きな岩盤に筏ごとぶつかり淵に沈み命を落としました。その岩と淵は「僧取岩、僧取淵」と呼ばれるようになり、今もその面影を残しています。また、沈んだ材木は埋もれたままで「坊主木」と呼んでいます。蓮花坊を憐れんだ重源上人は、蓮華寺を建立しました。今では釈迦堂だけになっていますが、お堂の中には「蓮花坊の像」や「釈迦如来像」が安置されています。雨乞いの際には「蓮花坊の像」を「僧取淵」まで輿に載せて運び、淵の水で沐浴し祭壇に安置して、お寺の和尚さんと地域の人々が般若心経を何度も何度も繰り返して祈祷したそうです。すると、晴天続きだった空にだんだんと雲がわき3日目の夕方から雨が降り出したそうです。