旧東海道踏破チャレンジで冒険を!
平成17年(2005)3月、日進町の旧川崎宿の外れにあたる場所に松尾芭蕉をしのぶポケットパークが完成しました。川崎市住宅供給公社により建てられた高齢者向け優良賃貸住宅「ビバース日進町」の旧東海道に面した1階部分、約30㎡の敷地に芭蕉ポケットパークはつくられた。弟子達との別れの時に芭蕉が詠んだ『麦の穂を たよりにつかむ 別れかな』が刻まれる「芭蕉の句碑」のある八丁畷駅前もすぐ近く。芭蕉にとって弟子達は江戸での生活の支援者であり、連句の共同制作者でもある大切な存在だった。これまであまり脚光を浴びることのなかった芭蕉の門弟にスポットを当てた施設である。ベンチ前の石盤には7人の門弟たちの句が刻まれ、また裏側が自販機コーナーになっている半円形の柱には22人の門弟たちの句が紹介されている。芭蕉の句からイメージされる麦畑に見立てた植栽や樹木の選定など当時に想いを馳せるための様々な演出が施されている。「東海道川崎宿2023」の会合において設計者と市民がデザインの詳細について意見を交換し、石盤に刻む句の文字については市民が要望した毛筆体が採用されるなど市民参加によって実現された施設です。
名前 |
芭蕉ポケットパーク |
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ジャンル |
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住所 |
〒210-0024 神奈川県川崎市川崎区日進町24−15 馬嶋病院(恒春会) |
HP | |
評価 |
2.7 |
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