可愛い狛狐と独創的な黄色い扉。
福本稲荷神社の特徴
福本稲荷神社は橋のたもとに位置する地域の稲荷神社です。
社殿の蟇股に表現された狐さんと稲と松が特徴的です。
かわいい狛狐が、訪れる人々を出迎えるいい雰囲気です。
黄色い扉が独創的です。
地域の稲荷神社。夜に訪れると鬱蒼とした雰囲気がある。
やや草木が鬱蒼としている感じがする。建物の規模の割には屋根や柱の意匠が凝っているのが特徴的だろうか。黄色い扉も中々に良い。
橋のたもとにある小さなお稲荷様。
福本稲荷神社の特徴は社殿の蟇股(かえるまた)が狐さん、稲と松になっている事です。鳥居は明神型と鹿島型のミックスですが、神額の上に庇(ひさし)を設けている事から明神型鳥居を更新した際に笠木を省き簡略化した形にしたものでしょう。鳥居は氏子さんの意向が反映するので形が決まっているのではないのです。左右の狐さんは右側が宝珠を咥えているように見えます。宝珠は狐が妖術をつかう際に霊力の源になるもの。狛犬と争い、咥えていた宝珠を落としてしまい、横取りされてしまう話しもあります。足元で戦利品の宝珠を足で押さえる狛犬は生麦水神宮にあります。左側には巻物を咥える狐さんがいますが、元は倉の鍵なのです。鉄製の鍵部分が錆びて脱落した後、年月を経て石工さんが新しい狐を彫る際に鍵ではなく巻物として彫った事で巻物を咥える狐さんが広まった模様です。稲作地域であれば、稲穂と倉の鍵、宝珠を咥える狐さんになりますが、子安は漁港なので稲穂より宝珠や巻物が似合います。お稲荷さんはバリエーションが多いので他を訪ねると面白さがあります。
いい雰囲気です。
狛狐がかわいい。
名前 |
福本稲荷神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.4 |
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小さなお稲荷様ですが黄色い扉が可愛い。子安辺りは小さなお稲荷様が多い。