小ぢんまりでも充実!
甘楽町歴史民俗資料館の特徴
小さな資料館ながら、絹糸の生産と養蚕の歴史が学べます。
甘楽町と織田家に関連する貴重な文化財が数多く展示されています。
さほど大きくは無いのに、このレンガの資料館は、まるで宝箱。一階は養蚕。二階は小幡藩、古文書等、歴史民俗、織田家に趣の有る方は必見です。そして館員に、お話を聞いてみて下さい。甘楽町の人間性、お人柄、素晴らしい。こんなにも歴史を感じたのは初めてです。今度は、教えて頂いた、本庄の資料館にも行ってみたいと思います。
ひときわ目立つレンガ造りの建物で、製糸工場の繭倉庫として建設されたそうです。中は、歴史民俗資料館(大人200円、中学生以下無料)になっております。1Fは養蚕に関する展示がメインで、天蚕の黄色い鮮やかな糸が印象的でした。養蚕の器具の使い方を詳しく説明しています。2Fは室町時代後半の地域の支配者小幡氏の鎧兜や国峯城に関する展示があり、こんなに古い物がよく残っていたと感心させられました。小幡氏が滅んだ後の小幡藩藩主の織田家(織田信長の次男)に関する展示もありました。外には、上州名物かかあ天下の像と解説もありました。女性が養蚕・製糸・織物の現金収入で家計を支えていたそうです。(2024.4.14)
狭い館内にむりに、古代から近代までの歴史を詰め込んでおり、せっかく見るべき物が多数あるのに残業。もっと広いスペースの館で展示できるように町で取り組んでほしい。
絹糸の生産などを勉強することができます。富岡製糸工場などと合わせて行くと、理解が進みます。
小ぢんまりした資料館だが意外と良かった。色々お話しも聞けました。古くは元々ここ小幡の地は桓武平氏良文流・秩父氏から出た庶子(武蔵七党)が小幡という土地(領地)をもらい、地名から小幡氏と名乗り始めて治めていた様です。平安〜鎌倉期の開発領主(開拓武士)でしょう。なので小幡氏の本姓は平氏だそうです。秩父氏は坂東平氏の中でも有力豪族でしたからね。因みに2階には織田氏の本姓は伊勢平氏だと言う系図が飾ってありますが、安土桃山時代や江戸時代の自称出自は時代が進んでしまってよく分からなくなっており、又、力が全てを支配する時代でしから、ほとんどが言った者勝ちの都合の良い仮冒だと言われています。最近の研究では織田氏の出自は平氏よりもっと古い時代の、古代豪族の忌部氏説が有力ですかね確か。間違っていたらすみません。秩父氏、小幡氏など名氏が出来始めた初期の人々…つまり平安・鎌倉期の源・平・藤などから地名を取って名氏とした人々、そしてそこから初期に枝分かれした人々の出自は間違い無いと思います。因みに2階の武家展示は勿論良かったです。しかしながら、1階のお蚕様の展示も非常に興味深かったですね。お蚕様のお話しも面白かったですし。
◆レンガ造りの建造物🧱は美しい❗◆2022年7月9日(土)に甘楽町小幡地区の街歩きで訪れた。\u003c壁面の案内板より\u003e●甘楽町歴史民俗資料館旧小幡組製糸レンガ造り倉庫◇ この建物は、大正15年(1926)1月、 甘楽社小幡製糸工場のとして建設されました。 昭和59年(1984)2月、町がこの倉庫を買い受け、文化庁指導のもと資料館に転用のうえ保存していくため、 60年(1985) 12月から改装に着手し、同62年(1987)5月、 甘楽町歴史民俗資料として開しました。 この地の養蚕最盛期を象徴する建物として、昭和61年(19868月、町の重要文化財に指定されています。 (レンガ造り2階建て、覚書き・延床面積 289m)◇ また、平成27年(2015)4月, 日本遺産 「かかあ天下-ぐんまの物語-」の構成文化財にも認定されています。\u003c「しあわせホームタウン甘楽」のHPより\u003e●甘楽町歴史民俗資料館()◇ 甘楽町歴史民俗資料館料館の建物は、この地方の養蚕の最も盛んであった大正15年(1926年)に組合製糸小幡組の繭倉庫として造られたものです。その後、農業会、農協に移管されて、穀物や肥料などの倉庫になっていましたが、昭和59年に町が買い受け、翌60年文化庁の指導によって歴史民俗資料館に改装しました。◇ 小幡陣屋大手門の位置にあって、このレンガ造りの建物は、養蚕最盛期を象徴する建物として、昭和61年町の重要文化財に指定されています。・ 平成19年度 「近代化産業遺産」に認定(経済産業省)・ 平成23年度 「ぐんま絹遺産」に認定(群馬県)・ 平成27年度 「日本遺産」に認定(文化庁)■主な展示品・上州明珍重則作の兜・小幡氏紋付赤備具足(町指定重要文化財)・織田氏家臣録(町指定重要文化財)・円空の木彫仏像3体(町指定重要文化財)・学問のススメ(初編)■ぐんま絹遺産当資料館には、群馬県が認定する「ぐんま絹遺産」が3件あります。1.旧小幡組製糸レンガ造り倉庫 1棟〔平成23年7月認定〕2.富岡製糸場絵馬 1点〔平成26年2月認定〕町指定重要文化財3.甘楽町の養蚕・製糸・織物資料 333点 〔平成27年2月資料追加認定〕
受付の方が色々な説明をしてくださいました。富岡製糸場が近いのでおカイコ様の話を中心にお話しくださいました。
一階は養蚕に関するこの地方の歴史と成り立ち二回は小幡藩に関する所蔵品と古墳時代の古代日本に関する所蔵品別館は何というかレトロ?な感じ私的には円空仏3体は見どころでした本館は有料別館は無料ですゆっくり回りたいなら3施設共通券がお得ですそしてできれば車はどこかの駐車場にでも置いて歩いて回るのが良いかと(そういう人たちが増えれば観光地としての格が上がります)以前は歴史的建造物が朽ち果てそうな状態でしたが最近は整備が行き届いて観覧に値する物となっています、街並みや水路も良い感じですねただ惜しむらくは観光地として商業施設圧倒的に少ないもっとも小幡藩自体貧乏藩で困窮していたので名刹と呼べる社寺仏閣も無いようですが隣町の富岡はそれなりに観光で経済が回ってきているようなので小幡も頑張ってほしいものです、ポテンシャルは侮れないと思っていますよ。
時間的都合で中までは入れなかったが、外観と入り口前のかかあ天下が良かった。次回は展示も見てみたい。
名前 |
甘楽町歴史民俗資料館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0274-74-5957 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.9 |
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来訪日:令和6月9日27日(データ)所在地:甘楽町小幡852-1駐車場:あり(建物正面、無料)入場料:大人200円(オトクな三館巡りなら500円)(コメント)・なんと円空仏が三体も!・鎧がとても充実しています・学芸員の方が話好き。甘楽町について詳しく説明していただきました。