江戸時代の思い出、石垣の隠れ家。
山田家の喰い違い郭の特徴
山田家の喰い違い郭は、江戸時代の石垣が特徴的な史跡です。
下級武士が上級武士に遭遇するのを避けるための隠れ場所が魅力的です。
当時の空気を感じることができる周辺の屋敷も必見です。
山田家の喰い違い郭の石垣は防御上の遺構で平時には下級武士が上級武士とすれ違う時に、隠れた所と云われています。
下級武士が上級武士に出会うのを避けるために隠れたと言われる場所です。上の者を避けたいのは今も昔も変わらないのですね………
写真を見て想像していたより石垣も低くこじんまりとしてました。甘楽町指定重要文化財。
こういった場所が残っているのがおもしろいと思います。上級武士と下級武士とが面と向かって顔を合わせないようにする場所とのことです。武士の時代にはそういったルールがあったのでしょうか。通り抜けたかったのですが、奥は一般のお宅だそうで入口のみの観覧となりました。
基本的には戦の時の防衛上造られた物らしいですが平和な時代には、下級武士が上級武士に鉢合わせしない様に、隠れる事が出来る造りとも言われているそうです。低目の石垣は薄めの平たい石を斜めに交互に組んだ、特徴的な石垣の造りです。小ぢんまりした史跡ですが何気に良い。史跡の奥は一般の民家ですので、入らない様にしましょう。
御殿前通と中小路の接続部に有ります。激渋です。
とても小さな石垣ですが、江戸時代からの由緒ある物なので当時に思いを寄せながら見学しました。すぐ近くに楽山園があるので、合わせての見学をする人が多いと思います。しかし、楽山園は犬は入れないので私たちは入り口で引き返してきました。
この周辺のお屋敷は、とても手がいきとどいて当時の空気をそのまま感じられます。静かなところです。
名前 |
山田家の喰い違い郭 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.town.kanra.gunma.jp/kyouiku/bunkazai/bunkazai/kanra/46.html |
評価 |
3.8 |
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甘楽町指定重要文化財。歴史的風致形成建造物。第9号 中小路の石垣(山田家)第10号 山田家の喰い違い郭第11号 御殿前通りの石垣(山田家)山田家主屋の東南側、中小路に面して構築され、戦時の防衛上に造られたものと見られているが、下級武士が上級武士に出会うのを避ける為隠れたとも言われている、と書かれている。何かずっと身近に感じてしまうコメントですね。誰が考えたのかな?武家社会でもいろんなことがあるんだろうな、と考えてしまいます。