武田勝頼公ゆかりの桜木。
鞍懸の特徴
桜の木にかかる鞍が語る物語が魅力的な観光名所です。
武田勝頼公に関連した重要な史跡である鞍懸の地です。
逃亡劇にまつわる歴史的エピソードが残るスポットです。
甲州街道の旅路の際、国道20号線沿いに何やら武田菱が書かれた白い木が目に入り、確認したところ、「この地は、逃亡する長坂長閑が土屋惣蔵に追われ落ちた鞍が路傍の桜の木にかかっていた所と言われています。」と記載がありました。
武田勝頼公天目山記所縁りのスポットガイド鞍懸の地は、桜木の鞍懸と言われています。土屋惣三が跡部大炊助を追いかけて斬りつけたところ。跡部大炊助は落馬して、鞍が桜の木にひっかかったことから鞍懸と呼ばれているそうです。
名前 |
鞍懸 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.2 |
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説明板によると、逃げようとする長坂釣閑斎が土屋昌恒公に追いかけられた際に落ちた馬の鞍が、桜の木にかかっていた場所とのことです。すでに桜の木は枯れてしまったらしく、説明板だけが残っていました。ただし「甲乱記」によると、長坂釣閑斎は勝頼公とは行動を共にせず甲府に残留し、そこで織田軍に捕まり処刑されたそうです。ちなみに「信長公記」では、勝頼公に殉じて田野で自害とあります。しかし、武田氏滅亡の翌日に、田野にて亡骸を見ながら作られた戒名を載せた「景徳院位牌」にも名前がなく、殉死は誤りだと考えられています。どちらにしろ、この場所で長坂釣閑斎が土屋昌恒に追いかけられた、というのは本当かな?と個人的には思います。