中央構造線の神秘、肉眼で体感!
川井の断層の特徴
日本列島最東端で中央構造線が観察できる場所です。
諏訪神社の駐車場から徒歩でアクセスも可能です。
自然が生み出した美しい断層模様に感動できます。
左側の青い岩が三波川変成帯。右側が下仁田層。
日本列島の一番東で中央構造線が観察できる場所です。この地域は、他にもたくさんの地層断層を観察することができるパラダイスです。
中央構造線がはっきり見えました(写真はわかりにくいかもしれません)。好きな人にはたまらないスポットだと思います。もう少し見やすい環境を提供してくれるとありがたいですね。
諏訪神社から河原に降りた対岸に見えました。豪雨の後なので川が荒々しかった。
(下仁田自然史館の職員さんから聞いた)駐車場は諏訪神社の駐車場↓下仁田層↓徒歩にて八千代橋を渡る。↓電気屋を過ぎたら左に曲がる。↓善福寺のお墓を左に見ながら下る方向へ行くと看板があるので、そこからさらに降り勾配を進む。↓素人は『え?どれ?』となる。探してみよう。
あの「中央構造線」の一部。関東でここまで見られるのはここだけ?ただし、中央構造線の三波川帯は直接見られるが、領家帯は下仁田層が覆っているので見られない。が、糸静線の東側、フォッサマグナ内でここまで構造線の位置がはっきりしているのは奇跡なのかも。この周辺狭い場所に寺三軒に神社一軒。昔の人は土地のパワーを感じたのかもしれない。添付の写真は善福寺下のものだが、河床にあり水流に洗われることもあるようなので、現状は異なることも。断層の左(南東)が断層運動によって粉砕された(青石)三波川帯、右(北西)が下仁田層と呼ばれる日本列島が大陸から移動する際に堆積した地層。三波川帯と共に中央構造線を代表するもう一方の領家帯(領家花崗岩類)は、この下仁田層の下にある筈。ちなみに、下仁田層の基盤は、北側から領家帯、三波川帯、秩父帯、四万十帯。それから、三波川帯の代表的な岩石は三波川結晶片岩類だが、①それのみを三波川帯とする、②これに御荷鉾緑色岩類を加える、③②に加えて秩父帯の一部を加える考え方がある。ここでは②または③の立場で、この断層で下仁田層と接する青石(御荷鉾緑色岩類)を三波川帯の構成岩石とする。
中央構造線が肉眼で見ることが出来るとは( ̄□ ̄;)!!反対側の下仁田層には貝の化石も見ることができます。川井の断層側は立ち入り不可のロープが張ってあってちと見にくい。
関東で唯一、中央構造線の露頭が見られる場所です。言わば、日本列島の背骨ですね。日本列島の背中側とお腹側と言うことです。神社横のスロープを下っていくと、貝の化石が見られます。ただ、すぐそばまで寄れないので、ちょっとわかりにくいですね。対岸の諏訪神社とセットで観てみましょう。
近くに居ながら初めて断層を見に行きました。四国から続く断層の中央構造線が地表に露出した場所です。断層の両側では性質や色の異なる岩が見られ、川の流れが交差して分断しているので、両岸に別れていてちょっと分かりにくいです。川の流れで東と西に別れてます。昔から特異な場所のためか両側にお寺があり、東には諏訪神社もあります。西の善福寺の墓地が、断層の破砕帯上に位置しているように見えました。東にも西にもジオパークの説明板が設置されているので、両方から見て納得するのが良いと思います。東も西も近くに車を停められる場所があるので、ゆっくり地球のロマンを感じてください。
名前 |
川井の断層 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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地球の力を感じます。スゴい断層です。まわりの自然やレトロな橋もいい味出してます、地質好きなひとはぜひオススメです👍️