圧巻のしだれ桜、正明寺へ!
正明寺の特徴
1522年に開山された真言宗の寺院です。
南側の道路から訪問すればアクセスも良好です。
圧巻のしだれ桜が見られるお寺です。
道の駅巡りをしながら、素敵な桜を見つけました。二本の桜が重なりちょっと三春の滝桜に似てません?
四月中旬に咲き乱れるしだれ桜は圧巻、自動車で訪問の際は南側の道路から訪問しましょう。北門の両側に大きな桜が2本あります。
大銀杏が綺麗なお寺です。
名前 |
正明寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0267-56-3430 |
住所 |
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評価 |
3.3 |
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境内入り口の説明板によると、真言宗の寺院、正明寺の開山は1522年で僧登算によるものだそうです。立科町誌によると、起源は津金寺にあった二十四房のひとつだそうですから、登算は津金寺の談議所に学んだ真言宗の僧ではないかと考えられます。開創は1656年(明暦2年)ということですから、芦田宿の集落の建設がかなり進んだ頃にここに堂宇が建立されたのでしょうか。寺の本尊、阿弥陀如来は弘法大師の作だと伝えられているそうです。しかし現存の阿弥陀如来像は江戸末期の作風だとか。寺は何度も火災に遭遇して堂宇を失ってきたそうで、江戸末期まで本堂のほかに薬師堂が残っていたものの。明治5年に廃されてしまったそうです――廃仏棄釈運動のせいでしょうか。本堂は明治7年に焼失して再建されたようですが、かの説明板には現存のものは大正14年に再建されたものだと書かれています。本堂の西脇には位牌堂がありますが、これは2000年に新築されたものだということです。位牌堂は、高齢化や過疎化が進んだため墓参されなくなった祖霊や位牌を――無縁仏化を防ぐための方法だとか―― 一括して祀るための施設です。正明寺は佐久郡八十八か所巡礼のなかの82番目の札所になっているそうです。「頼みなば あしたの露と消えるとも 救いたまわん みだの三尊」という巡礼歌が残されているとか。