食物の神、保食神が祀る場所。
原村室内の闢廬社(あきほしゃ)闢廬社は、諏訪大社上社に属する十三の摂社のひとつであり、食物を司る「保食神(うけもちのかみ)」を祭神として祀る。以前は、諏訪十郷と呼ばれた地区が交代で祭祀に当っていたが、室内新田創立以来は室内区の氏神として祭祀が行われている。社の名称は諏訪神長官守矢文書によると、秋尾、秋庵、秋穂、闢庵、闢廬等といろいろなものが見られるが、いづれも読み方は「アキホ」である。また、闢廬社の歴史は古く、同文書によると嘉禎4年(1238年)9月申日、秋尾御狩神事が行われたことが記されている。秋尾御狩神事は諏訪大社、年4度の御狩神事のひとつで9月下旬に行なわれたが、現在では8月26日から三日間にわたって行なわれる御射山御狩祭の際、第一日目の上り祭として諏訪大社上社の神職によって執り行われ、御射山神社祭神のひとつである大元尊神(だいげんそんしん)(国常立命)の神輿が、当日の朝、諏訪大社上社を出発し、闢廬社に立ち寄り、神事を行う。現在の神殿は、明治41年(1908年)平林勝四郎によって建てられ、社殿に入っている。この社殿は昭和55年に諏訪大社下社の宝殿を移築したものである。(原村教育委員会の説明板より)
名前 |
闢廬社 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
HP | |
評価 |
4.3 |
周辺のオススメ

諏訪大社 十三所 26_中13