世田谷の昭和12年、歴史を感じる邸宅。
成城みつ池緑地・旧山田家住宅の特徴
昭和12年に建てられた旧山田家住宅は多くの部屋を有しています。
ステンドグラスや寄木細工の床材が魅力的な文化財です。
成城の住宅街にある昭和な洋館で、懐かしい雰囲気が漂います。
流石の世田谷区です。アメリカで財を成した楢崎定吉が建てたそうです。この手の建物の宿命でGHQに摂取された後、画家の山田盛隆氏が購入したのですが、今は世田谷区に寄贈されて近くの緑地と庭園を合わせて「成城みつ池緑地・旧山田家住宅」として公開しています。公開にあたって耐震補強をしてますが、耐震構造物を筋交いやボードに留めていてバレて無く、とても上手い施工です。外観内部ともアメリカ帰りの楢崎定吉が建てたというのにアメリカっぽくありません。フランス瓦にスペイン風の黄色い壁です。驚いたのが、公開のためにバリアフリーにした以外の新しい箇所が見当たらないのです。GHQの摂取中に使った人が良かったのか、壁にペンキ塗られたぐらいで済んでいます。それを建築当時の卵漆喰に戻しているのですが、真新しい感じは一切無くタイムカプセル状態に見えます。素晴らしい補修技術です。照明も一目で戦前と判る乳白色ガラスだったりするのですが、残された現物なのか他から探してきてあわせたのか疑いたくなりマジマジと見てしまいました。文化財登録されている建築が多く有りお金もある世田谷区、見事な補修と公開をしています。
昭和12年に建てられたアメリカ風の住宅入場料無料で見学することができます昭和36年頃の姿が保存されているということで,当時最先端の住宅だったことを感じさせますカフェもありますが,時間が12:30-15:00,ラストオーダー14:30,10名様限定となっています。
2024年1月26日15:00訪問:前から存在を知っていたが、友人の誘いを受けて見学をしてきました。昭和12年アメリカで事業をして成功した方が建てた洋館。和洋折衷の住宅である。僕の心を惹いたのは、床の寄木細工。この素晴らしさに息を呑んでしまった。
高級住宅街散歩の途中でたまたま発見して見学した。入館無料がいい。昭和初期にアメリカで成功した実業家の屋敷をそのまま世田谷区が管理して公開しているようだ。洋室中心だけど和室もあって住んでみたい間取り。庭や稜線の上から見える景色は趣きがある。
ぱっと見は小規模な邸宅ですが、部屋数は多いです。同じく成城にある旧猪俣邸と併せて見に行っても良いと思います。
初めてこの地域を散策していてに無料と書いてあったので知らずに立ち寄ったのですが、とても居心地が良かったです。魅せる為の改修の仕方がよく、ありのままを残してる様子がよかったです。特にトイレは全然メインではないのですが、最新設備と昔の建具が共存しており、感動しました。
世田谷区指定有形文化財の建物。中を無料で見学できます。築85年ほど経ってますが、なかなか趣ある建物です。
軽い気持ちで来たので特に何の期待もしてませんでしたが、なかなかどうして素晴らしい施設でしたステンドグラス、レトロなランプシェードなど素敵なオブジェが多く、そんな中、寄木細工で設えた床材が素晴らしさに溜め息しかでなかった木の組み方で様々な模様を見せ、経年による傷と木本来の鈍い輝きが素晴らしいとしか言いようが無い変にリノベーションしてぴかぴかにせず、当時のままの状態を踏襲し、歴史に思いを馳せる事ができましたもっと評価されるべき施設だなあ。
住宅街にある昭和な感じの洋館です。見学は無料です。
| 名前 |
成城みつ池緑地・旧山田家住宅 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
03-3789-6111 |
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 12:30~15:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
|
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こちらは2025年03月13日の訪問となります。最寄り駅は成城学園前です。画像と駅名でお察しできると思うが高級住宅地内にあります。緑地の敷地内に存在する邸宅で、テラス的な場所から緑地を見下ろす事ができます。実業家の方が建てた後、画家の山田さんが購入(昭和36年頃)。その頃の姿を保存しているとか。畳があったり、同じように見える床も微妙に違ったりします。階段のとこにはステンドグラスも。外観が洋風で、内部は一部に和室を設けた和洋折衷の特徴を持っています。購入時の姿を極力保存してると申し上げましたが、そもそも水回り以外は半世紀以上(山田さんが)変えてなかったとか。二階には瓦が展示されていますがフランスのスタイルだそうで。また、絵が展示されてるのは多分山田さんの作品だと思われます(画家って言ってたし)。素敵な邸宅です。毎週月曜以外は公開されていますが、月曜が休日の際には振り替えられるのでご注意を。