1300年前の武蔵国府を体験!
国司館と家康御殿史跡広場の特徴
スコープを借りて当時の風景をVR体験できます。
武蔵国府跡にある由緒ある史跡広場です。
徳川初期の大型石組井戸跡も残されています。
府中本町駅改札を出てすぐ隣にある「国司館と家康御殿史跡広場」飛鳥~奈良時代は武蔵国の国司の執務室兼居宅(今で言う都知事公館)として、江戸時代には徳川家康~家光三代の鷹狩りの宿舎として使われた場所で、家康の霊柩が久能山から日光に移葬される際にはここに逗留、法要も行われました。昔は工場、その後イトーヨーカ堂の駐車場で、ヨーカ堂はこの地に移転する予定でしたが、遺跡が発掘されて移転を断念、府中から撤退することになりました。ぶっちゃけほとんど人の居ない広場より商業施設の方がありがたいのですが、遺跡優先の街府中ではよくある話です。
府中本町の目の前にある広い遺跡ここはその昔イトーヨーカドーの駐車場だったのです。せっかくだから事務所でVR借りて昔の様子を見てください。
武蔵国の国司の館があった場所で、府中崖線の縁、かつては南に多摩川、西に富士山を望む好立地だったと思います。時代は下り、ここは徳川家康の府中御殿が建てられた場所でもありますが、1590年に造営されたということは、家康が地元・三河などを秀吉に召し上げられ、代わりに旧北条領として武蔵国など関8州をもらった頃。以降代々、趣味の鷹狩りの拠点だったようです。
2024年4月21日、午後、訪問府中本町駅の前にある広場昔の国司館跡や家康御戸の跡地といつことで当時の建物の基壇やミニチュアが置かれてやすまた当時の井戸の跡も展示されてやすよ当日は日曜日で子供が多く賑わってて、広場に咲くツツジがとても鮮やかやったさあ。
今回は言っただけですが、昼間に行くとなにやらスコープを貸してくれて楽しいことがあるらしい。今度来てみよう。
突如広大な敷地が広がる。vr機器貸出サービスも実施中。
府中本町駅真横。VR貸出しもあり、解説がよく分かる。ここだけを見に行くのではなく、多摩市の小野神社から鎌倉街道を経て当地に至り、さらに隣の総社たる大國魂神社、その先国分寺市の国分寺跡まで散策するのをおすすめ。
この場所にこういう遺構があったことは、律令時代の武蔵国の中心がここだということの何よりの証拠。おそらくここが東山道武蔵道の終点だったのだろう。ここから毛野国まで幅広な官道が伸びていた様を想像するだけで壮大なロマンです。武蔵国国分寺跡の保全状況が素晴らしかったのでここもと期待していたのですが、プラモデルみたいなオブジェに拍子抜けしてしまいました。なんかちゃちぃ感じです。ここもそうだし、大国魂神社の東側にある国府跡もそう。保全のあり方を考えたほうがいいと思います。
史跡広場でペットや自転車等の乗り入れは出来ません。
| 名前 |
国司館と家康御殿史跡広場 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
042-335-4487 |
| 営業時間 |
[火水木金土日月] 9:00~17:00 |
| 評価 |
3.6 |
| 住所 |
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府中本町駅と大國魂神社の間にある史跡です。こじんまりとしたミニチュアと謎の柱が林立する広場って感じですが。#クアたま。