歴史感じる佐倉の武家屋敷。
旧武居家住宅の特徴
三棟の武家屋敷の中で、特に旧但馬家住宅は雰囲気が魅力的です。
甲冑の展示や記念撮影ができる、楽しさあふれる武家屋敷です。
庭園は広く、稽古もできる質素感と落ち着きが調和した住宅です。
武居家住宅は但馬家住宅と繋がっており、歩いて向かいます。3つの中で最も厳かです。畳にふちはなく、お台所もより質素です。違いがよく分かり大変勉強になりました。
武家屋敷の中で一番敷居が低いとされる場所です。確かに、格式高いお屋敷を見た後に見ると少し厳かのような感じがします、特に屋敷の壁面と畳が個人的に感じました。かつての歴史資料がショーケース越しで見ることができます。
佐倉市内の武家屋敷、最後の1軒です。向かって左側。果たしてこのレビューを真面目に読んでくれる方が何人いるのでしょうか…。正面玄関は空いていません。真ん中の但馬家住宅からお入り下さい。生け垣で繋がっています。えっ?鉤縄を使って壁をよじ登る?井戸から潜入を試みる?そういうのは立体忍者活劇天誅の中でお楽しみ下さい。ここは越後屋ではありません。よって、悪徳商人などこの中にはいません。いるのは観光客とボランティアのオバチャンだけです。手裏剣とか癇癪玉の類を投げるのは絶対におやめください。こちらは発掘された銅銭やら食器の展示がありますね。靴を脱いで中に入れますよ。なんか場違いなアニメ看板とか立ってますけど。あと、なんか屋根の構造がここだけ違いますね。なんだか近代的です。あんまり気にしてもしかたがありませんが、個人的には古民家=茅葺屋根ですので、全部茅葺屋根にして欲しいなぁ。
この住宅は下級武士が住んでいたものですが、外壁はお隣りの旧但馬家と同じ土壁で、違う点は部屋数が少なく畳が縁のないものになっています。現在の屋根は違いますが当時は茅葺き屋根だったようです。こちらも座敷に上がって展示物の見学ができます。国の登録有形文化財になっています。
若いときは何も感じなかったがこういう時代を連想すると趣があって良い。今は便利が当たり前だが、先人は苦労しながら工夫して生活していたと思考してしまう。
小規模な武家屋敷の三棟が、武士の階級差が比較しやすいように移築されて並んで建っている。民家園のようにではなく、かつてこの地域に建てられいた武家の住宅が移築されて横並びに配置されている。これこそ、大きな特色だと思う。屋根、壁仕上げ、座敷や台所の造りまではっきりと身分差の異なりをよく理解できるように横並びに展示され、しかもボランティアの方達による解説もある。江戸中期、末期の佐倉藩がイメージしやすい。企画立案された方々はじめ、実現に繋ぎ維持されている皆さんに拍手👏
旧但馬家の裏手から入れます。3軒の中で一番小さい(禄高・階級低い)100石未満の武士の家で、生垣に囲まれた庭付きの今風では2SKの間取りです。50年くらい前の昭和の一戸建て公営住宅みたいな感じです。室内のガラスケースの中に「胞衣壺」(胎盤等を納めた素焼きの平たい壺、子供が丈夫に育つ様祈願し、人が足で踏む土間に埋められる)などが展示されています。
三棟の武家屋敷の通りを武家屋敷通りで、高い垣根が続く。武家屋敷は片側三棟だが、その前の家々も同じ垣根である。そこだけ江戸時代の雰囲気を出している。土塁の上を生垣にし、それは馬上から見えない高さという。3メートル以上ある。敷地内も、生垣で目隠ししている。客間から見る庭は庭園風植栽で、自分たちが楽しむ庭は草花を植え、客人から見えないよう生垣で目隠し。裏手は剣道の稽古用の空き地を作り、その奥に畑が見えないように生垣が有る。武士の見栄というか、もてなしの心というのか、面白い。この武家屋敷通りを進むとひよどり坂が有る。この坂は整備されていて階段が作られている。江戸時代と変わらず、竹林に囲まれた古径である。風情があり、見事な景観である。
佐倉武家屋敷の中でも、中に入る事が出来て、元の位置に建っているのは但馬家。
| 名前 |
旧武居家住宅 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
043-486-2947 |
| 営業時間 |
[火水木金土日] 9:00~17:00 [月] 定休日 |
| HP |
https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/bunkaka/bunkazai/sisetsu/buke/3032.html |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
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武家屋敷3棟の最後に見た住宅。屋根が茅葺きではなく、全体に簡素な作り。でも、広さはある。武家屋敷3棟、連続して見学すると違いや特徴がよく分かって、なかなか楽しいものです。