大原野神社の神相撲、九月の神事。
相撲場の特徴
毎年9月第2日曜日に行われる御田刈祭で神事相撲を堪能できる、印象的な場所です。
大原野神社では、神相撲を通じて日本の伝統文化に触れる貴重な体験ができます。
令和二年の紅葉を背景に、神事相撲を楽しむ特別なシーズンを体験できました。
改めて相撲は神事であることを再認識させられる。
大原野神社の神相撲は、毎年9月第2日曜日に行われる御田刈祭(みたかりさい)に伴う神事相撲で、旧暦では8月10日に行われていたそうです。神相撲の始まりは享保2年(1717)と伝えられ、平成29年(2017)は300年の節目の年にあたるそうで長い歴史があります。この神相撲は氏子地域である北春日町から選ばれた東の力士と南春日町から選ばれた西の力士が、御田刈祭で授けられた晒(さらし)を締めて土俵に上がり、御神酒で四方の柱を清めた後、2度の立会いを行い、1勝1敗の引き分けで終わる決まりとなっているそうです。両力士は塩を包んだ紙を口にくわえ、清めの作法や立会いなど所作のたびにそれを取り替えるそうです。古くは神社の 北側に多い「齋藤」姓と南側に多い「畑(はた)」「幡(はた)」姓からそれぞれ力士を 出し合い、引き分けの勝負とすることで両地域の豊作と共栄を祈ったとのこと。 現在は姓に限りはないが、北春日町と南春日町からそれぞれ力士を出すという伝統は守られているそうです。
名前 |
相撲場 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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令和二年 11月28日京都紅葉🍁の見頃旅相撲場大原野神社の神相撲は、毎年9月第2日曜日に行われる御田刈祭(みたかりさい)に伴う神事相撲で、旧暦では8月10日に行われていた。神相撲の始まりは享保2年(1717)と伝えられ、本年平成29年(2017)は300年の節目の年にあたる。この神相撲は氏子地域である北春日町から選ばれた東の力士と南春日町から選ばれた西の力士が、御田刈祭で授けられた晒(さらし)を締めて土俵に上がり、御神酒で四方の柱を清めた後、2度の立会いを行い、1勝1敗の引き分けで終わる決まりとなっている。両力士は塩を包んだ紙を口にくわえ、清めの作法や立会いなど所作のたびにそれを取り替える。古くは神社の 北側に多い「齋藤」姓と南側に多い「畑(はた)」「幡(はた)」姓からそれぞれ力士を 出し合い、引き分けの勝負とすることで両地域の豊作と共栄を祈った。 現在は姓に限りはないが、北春日町と南春日町からそれぞれ力士を出すという伝統は守られている。神事相撲としては、上賀茂神社の「烏相撲」(昭和58年登録)、 平岡八幡宮の「三役相撲」(平成11年登録)に次いで、平成27年3月に京都市登録無形民俗文化財に指定された。