参拝は佐久観音、霊場の心に触れて。
桂霄寺の特徴
佐久観音霊場の25番札所として知られるお寺です。
歴史深い言い伝えが魅力的な場所でもあります。
静かな環境で心を落ち着ける参拝ができます。
参拝させていただきました。ありがとうございました。南無釈迦牟尼仏。コロナが無事収束しますように。
佐久観音霊場 25番札所。
| 名前 |
桂霄寺 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0267-86-2154 |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
|
|
ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
|
周辺のオススメ
こんな言い伝えがある。栄村高野町桂霄寺の裏山を俗に稲荷山といって稲荷様を奉った祠がある。昔桂霄寺の黙道和尚 江湖会(※1)を催した時、雲水達は寺に朱印を見せてもらいたいと願い出た。和尚が箱をあけると御朱印はなかった。そこで和尚は七日間の祈祷をしたが、わからなかったので、尚21日間つづけた。満願の夜、裏山で異様な狐のこえがしたので、掘ってみると御朱印が出てきた。そこで祠を立てて稲荷神社を奉り、裏山を稲荷山とよぶようになったそうだ。(僧 小野全透氏62)南佐久郡口碑伝説集 昭14少林山桂霄寺 曹洞宗総持寺末現在の地に移したのは延寶年間(1673~1681)。上野国慈雲寺より来た徳外和尚であるが、同寺は始め天台宗、次に臨済宗に変じ、文明より天正に至って又曹洞宗になったもので、偽景道場(※2)の一として田月山と号し下寺中にあったという。堂宇本堂 98坪、外に付属建物10余棟、総建坪230余坪を有する大伽藍で信陽屈指の大寺であつたか明治11年4月3日 ことごとく鳥有に帰してしまった(※3)。現在境内2000余坪、檀徒1000余戸を有し、現住職(昭和9年当時) 小野全透師檀徒と共力昭和2年本堂の完成を見たが其彫刻の如きは県下随一といわれている。ちなみに小野師の此功績に対し本山では中興開山の称号を贈ったとのこと。佐久の大勢と出郷の人々 より 昭和9(※1)江湖会・・禅宗で修学参禅の僧を集めて夏安居 (げあんご)(夏行) を行うこと(※2)偽景道場・・9世偽景清春は長伝寺(碓氷、板鼻)、泉竜院(佐久、小田切)、桂霄寺(佐久、高野)雲林寺(吾妻、長野原)の四寺を開いた名僧である。(※3)鳥有に帰す(うゆうにかえす)・・火災で焼けることをいう。