歴史の重み感じる陣屋門。
石岡の陣屋門の特徴
江戸中期から幕末に治めた府中松平家の表門です。
移築された陣屋門の存在感が際立っています。
修復された陣屋門には歴史の重みが薄れています。
オリジナルの場所とは異なる場所にポツンと置かれているけれど、その存在感はなかなかのものがあります。
過去に何回か移築された陣屋門は平成になって現在の所に移築されたようです。門は修復されたようですが、地元の老人の話によると小さいときにこの門をくぐって学校に通ったとのことで、その老人の言う事には修復には違和感を覚えると、当時の姿とは少し違っているようです。
常陸大塚氏の居城。その陣屋門。江戸時代には府中松平藩、松平頼隆が治めました。
修復されているようですし、門の向こうは使用されてない建物で、風情なしですが、歴史の欠片を感じられます。
府中藩(2万石)松平家は,水戸徳川家の御連枝として江戸に常駐していたため,ここに政庁である「陣屋」を設けて藩士が政務と執り行っていた。陣屋門は,九代・松平頼縄の文政11(1828)年に江戸小石川藩邸再建の際の余った部材を運んで建築したものです。それにしては新しい・・・いやまるでピカピカの一年生のようにフレッシュな門でありますが,それもそのはず。平成26年に改築されたためなのですが,歴史の重みは全然感じられません。あと190年ほど待たないとその風格は出て来ないでありましょう。
19.09/22の12時頃往訪。江戸時代、石岡市には徳川光圀の弟である松平頼隆を藩祖とする府中藩が置かれました。陣屋門は9代藩主松平頼縄のとき、文政11年(1828)江戸小石川の藩邸を新築した際に余った材木を使い建築したものと伝えられています。主としてケヤキ材を用いていますが、クスノキ材を使用した部分もあります。門は、中央の両開きの大扉と脇の潜戸の組み合わせが多いですが家格により、潜戸が大扉の両脇に有る場合や片側だけの場合があります。陣屋門ですので、大扉や潜戸が省略されたのか、移築の際に省略されたのか、水戸藩系譜の家柄のためか、わかりませんが、簡素な佇まいです。
移築された陣屋門。整備も良くなされている。クール。
修復した陣屋門は歴史の重みがまったく無くなった。悲しい。
名前 |
石岡の陣屋門 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0299-43-1111 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.5 |
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江戸中期から幕末まで当地を治めた府中松平家の陣屋の表門。