経津主大神が祀る、神聖なる沼尾神社。
沼尾神社(鹿島神宮境外摂社)の特徴
沼尾神社は経津主大神を祭る神社で、歴史的な背景が魅力的です。
境内にはスダジイやタブノキが生い茂る、神聖な雰囲気の森が広がっています。
参拝者から好評を得ている、昔の沼尾池に伝わる病に効能のある蓮根の伝説があります。
沼尾神社(茨城県鹿嶋市)鹿島神宮境外摂社の一つで、「常陸風土記」にも記載のある由緒ある神社です。深い森のその奥に鎮守の森があり、下草は刈られ、巨木は朽ちるまま自然に帰り・・・1000年以上これが繰り返される“神域”に、こころが震えました。古人と“何か”が共有できる聖域です。2022年9月 参拝。
御祭神は経津主大神常陸国風土記に「天の大神社、坂戸社、沼尾社、三処を合せて惣べて香島の天の大神と称す」とされる一社。本殿は元和年間(1615年~1623年)の造営、昭和10年代に破壊され、その後に再建されました。グーグルマップどおりに行くと裏参道入口?みたいな場所に案内されます、そこから山沿いの道を5分から10分くらい歩くと到着します。道は分かれ道はなく迷うことはありません。境内は暖かな雰囲気がとても良いです、深呼吸を繰返ししばらく境内にいるととても癒されました。落ち込んだ時などに参拝すると良いかもしれません。
今度是非参拝してみたいです。ありがとうございました。
御祭神は経津主大神。御由緒は説明板から引用しますと,「沼尾神社は鹿島神宮の摂社で,奈良時代に編さんされた「常陸国風土記」に記載されている古社である。祭神は,鹿島神宮と縁の深い香取神宮と同じ経津主神であり,かつては本殿の後方から香取神宮の森が望めたといわれる。本殿は屋根が銅板葺,一間社流造で元和年間(1615-1623)に造営され,(鹿島神宮奥宮にあったのを当地に移したが,昭和10年代に破壊され)昭和28年に再建されている。拝殿は切妻造の古い姿を今に残している。「風土記」には「…天の大神社,坂戸社,沼尾社,三処を合せて惣べて香島の天の大神と称す。因りて郡に名づく」と記載されており,歴史上,学術史上重要な遺跡として史跡に指定されている。」出雲国の国譲りの後,鹿島神宮の東の一之鳥居のある明石の浜から上陸した武甕槌神と経津主神は,まず沼尾社に来て,武甕槌神は鹿島(天の大神社)へ。経津主神はこの地から見える香取の海(霞ヶ浦)の対岸にある香取の地(沼尾から見える内海の対岸である今の香取神宮)に移ったと云う。かつては社殿背後から香取神宮の森が望めたそうです。アクセスはGoogleマップでは分かりづらいのですが,東から砂利の径をひたすら進み,深い鎮守の杜の中へ。清浄にして神気漂う御神域がここにありました。鹿島神宮に並び立つ「香島の天の大神」としてなんら不足はありません。
沼尾神社(鹿島神宮境外摂社)ぬまおじんじゃ茨城県鹿嶋市大字沼尾1298祭神経津主大神(フツヌシノカミ)昔は沼尾池の辺りにあったというその池の蓮根は美味しく病に効能があったというしかし江戸時代には既に無くなっていたらしい鹿島神宮境外摂社となっていますが祭神がフツヌシでありこれは香取神宮の祭神であり当社はどちらかと言うと鹿島神宮より香取神宮に近い立場にあったと思われます中臣氏(藤原氏)の力が余りに強くなり鹿島神宮境外摂社となったと思われます2020/9/8 参詣。
鹿島学園のグランドのそばで迷った〜。ぐるっとお寺の近くで回り道すると入れます。細い道なので、軽自動車がいいかも。森の息遣いを感じます。
「天の大神の社、坂戸の社、沼尾の社、三処を合わせて、総べて香島の天の大神という」
沼尾神社の境内には、スダジイやタブノキなどの照葉樹の豊かな森が広がっています。そして、森の中に入ると背筋が震えるような霊気を感じます。見上げると照葉樹の樹間が織りなす「森の星座」が見えました。
凄く神聖で素敵な古の神社です。
| 名前 |
沼尾神社(鹿島神宮境外摂社) |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.7 |
| 住所 |
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風土記に香島天の大神の社(鹿島神宮)・坂戸神社と並んで出てくる鹿島三社のうちの1社。入口は東側。鹿嶋さくら園の所から真っ直ぐ西進してくると神社に突き当たる。途中で未舗装の砂利道になり土木業者の私有地かと勘違いしそうになるが迷わず進むべし。駐車場と書いてある所が駐車場。神社自体は昔ながらの素朴なお社といったところだが砂利道といい四方八方に生い茂った雑木林といい沖縄の離島みたいな周辺環境なのが印象に残った。