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山田八坂神社(やまだやさかじんじゃ)御祭神 素盞嗚尊由緒文政十三年(1830)の記述山田村 天王社 村持(「新編武蔵風土記稿」参照)山田八坂神社の鎮座地は、山田の中でも北に当たり、栃谷と境を接する桑原沢にあり、当神社のすぐ近くには横瀬川と定峰川が流れています。またこの地は、秩父大宮から来ると当神社の前で道がわかされ(分岐点)となっていて、左が原谷方面、右が小川道です。社の創建は、口碑によると、村にはやり病が起こった時、これを鎮めるため京都の八坂社を勧請したものといわれています。なお、社地には、疫病を下へ追いやることから村のはずれのわかされが選ばれ、以来、毎年賑やかに例大祭(夏祭り)が行われています例大祭に高らかに打ち上げられる花火は「木戸原の花火」と呼ばれ、昭和初年までは、氏子が手作りの花火を奉納し、互いに腕を競ったといわれています。御祭神は素戔嗚尊で、社記によると、この神は勇猛で情けが厚く、疫病を追いやる御利益があるといわれています。内陣には、高さ19cm、幅10cmの男根形の自然石が祀られています。社殿は平入りの入母屋造りで、その中に小さな白木の本殿と神輿が納められています。しかし、往時の本殿は千鳥破風付きの立派な一間社流造りで、現在、屋根の部分だけが残されています。神輿は大正期の製作で、近年まで夏祭りに担がれ、一時期飾り置きの時代もありましたが、再び大祭での巡行が行われています。嘗て当神社の脇にあった歌舞伎舞台は、明治二十二年(1889)に山田村・栃谷村・定峰村の三村が合併され、高篠村となるに当たって村役場として使用されました。(「埼玉の神社」及び「境内案内板」参照)「恒持神社御旅所」恒持神社の例大祭「山田の春祭り」は、秩父地方で最初に山車の出るお祭りです。秩父路に春を告げるお祭りともいわれ、午前十一時前に恒持神社に三台の山車(笠鉾一台・屋台二台)が集合し、その後祭典が行われます。午後になると各山車が御旅所へ出発し、午後三時ごろ御旅所である「八坂神社」で祭典が行われます。山車のけん引はその後も行われます。(秩父観光なび「山田の春祭り」参照)