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御祭神 大物主神 崇徳天皇「松井田町の文化財」より琴平坂を登り詰め、国道18号松井田バイパスとの立体交差の脇に琴平宮の入口があり、琴平山頂上に登ると、琴平宮があります。この地は古くは久蔵坊墓地とも呼ばれていて、松井田仲町の大日様と共に久蔵坊(修験者)が守っていました。かつて碓氷郡には東西に各一軒の修験道の正・準年行事職がいて、原市以東を板鼻の三宝院鷹巣寺、郷原より西を久蔵坊が、それぞれこの職についていました。久蔵坊は室町期(1336~1573)には下高梨子の久蔵坊谷津に住み、日影薬師には墓地もありましたが、慶長年代(1596~1615)に入ると従来の東山道は廃され松井田宿を通る中山道が主要道となったため、久蔵坊も松井田へ移って来て墓地や道場を琴平宮にしたとも伝えられています。しかし嘉永二年(1849)に久蔵坊支配の二十九ヶ村を三宝院鷹巣寺へ譲渡してしまいました。理由はわかっていませんが、このため久蔵坊跡へ琴平宮を勧請したものと思われます。(ブログ「足跡を一つ二つ」より)