北村西望の名作、見逃すな!
将軍の孫の特徴
江戸時代の将軍を連想する名前ですが、実際は陸軍や海軍の将軍をイメージさせます。
高崎城址公園やハープの泉からアクセスしやすい立地です。
『長崎平和祈念像』の作者、北村西望の彫刻作品が展示されています。
西村西望の「将軍の孫」の彫刻があります。北村西望といえば長崎原爆の平和祈念像が有名です。
11月29日の午後に側を通ったので撮影しました☺️
「将軍の孫」というと、江戸時代の将軍のイメージになってしまったのですが、陸軍とか海軍の将軍という意味でした。街中に彫刻があるのはいいですね。
ハープの泉や高崎城址公園を歩いていると突然現れます。待ち合わせの名所にでもなればなぁと思いました。
名前だけ聞くと、変な髪形の北の人を想像してしまいますけど、作者『北村西望』さんは『長崎平和祈念像』を造られた方。『将軍の孫』は日露戦争・橘中佐の像を造る為、参考資料をアトリエに置いておいたところ、作者の孫が身に着けて敬礼した瞬間を表現しています。北村西望さんの表現する線の優しさと力強さが好きです。
| 名前 |
将軍の孫 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.5 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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文化勲章受章者北村西望が、一九一八年の第十二回文展に出品した「将軍の孫」は、麦わら帽をかぶり挙手の礼をしている少年像で、当時、青山にあった学習院の幼稚園と府中刑務所(東京都府中市)に設置されました。現在、井の頭公園、調布市の神代植物公園、箱根の彫刻の森美術館をはじめ各所に置かれ、誰にでも好かれている作品の一つです。モチーフは長男・治禧氏で当時五歳でした。治禧氏は三歳の頃からアトリエで遊んでいたそうです。橘中佐(日露戦争戦死)像制作のために、中佐の剣や軍報などがアトリエに送られて来ていて、その遺品から帽子を取り出して被り、ぶかぶかの軍靴をはいて西望に敬礼したのでしょう。そして、それを見た西望は、大変微笑ましく感じたからと言われています。