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| 名前 |
慈雲寺 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
香河の慈雲寺は、天寧寺の元哉法師により建立、昔、龍がこの地に降りてしばらく天に昇れなくなった。丁度ある時、龍巻が起こり、これに乗じて昇ろうとしたが、運悪くけがれた女にその姿を見られてしまった。今度昇ろうとすると、山に千年、海に千年の修行をしなければならない。そこで龍は、名僧から経典を賜わった時に天に昇ることができるので、当寺で女に化身し、供養を行うため参詣する。ところで名僧は、「寺は女人禁制のところであり、経を賜わる時は真の姿になり、参詣すべし」と、引きとった。やがて龍は、再び口中より火を吹く大龍となって当寺へその姿を現わした。こうして僧から経を頂き、天に昇る際に、礼のしるしとして、自分の前足をかみ切り当寺に置いて行った。それが現在当寺にあり、〝龍のうろこ〝として寺宝となっている。(加悦町誌より)