藪も越える冒険の道!
橋本城跡の特徴
竪堀の道は舗装されておらず、独特の冒険感があります。
本郭に到達するまでの難易度が高く、登山者にとってスリリングです。
城域内は藪が密生していて、自然の迫力が楽しめます。
先人諸氏が書かれているように、登山道は途中で無くなって、自分も直登しました。スーパー地形のGPSを見ながら登ってたんですが、この破線の道、表記が間違ってるのか、道が変わったのかで、正しく無いので、画像を載せておきました。下山時に分かりましたが、実は直登せずとも道は繋がっていました。直前の分岐で(本当は正解だったのですが)間違いと思って直登に切り替えたことで、主郭北下のⅣ郭に到達することができました。そこからⅢ郭経由で主郭〜II郭〜II郭外の堀切と巡りました。広大な城郭で、遺構は戦国期のものと思わらます。築城は諸説あり、南北朝時代に谷中豊前守将国が築いたとも、室町時代の応永12年(1405)に太田伊勢守貞経が築いたともいいます。また、南北朝時代に南朝方の春日顕国が拠った「中郡城」とされてますが、これはこの辺り(中郡荘)の主要城郭のどこにもあるものです。結城合戦前に足利安王丸・春王丸が立て籠ったとも。戦国期になると、笠間氏家臣谷中氏が拠点として、対立する益子氏の富谷城と対決(富谷合戦)しています。
藪が凄い。昔お城だっただけにすぐ迷う。
| 名前 |
橋本城跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
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竪堀みたいな道を登っていくが、全域で未整備で城域に入ってから本郭に到着するまでかなり難儀した。下るのも滑落しないように注意が必要。遺構はそのまま手つかずで完存しており非常に良かった。