ダイナミックな樹木に囲まれた遺構の魅力。
谷津館跡の特徴
ダイナミックな樹木に囲まれた遺構の景観は圧倒的です。
はっきりした踏み跡が遺された歴史を物語っています。
古代の雰囲気が漂う中で遺構を存分に楽しめます。
とても良く遺構が残っています。土塁は北・西・南を巡り、東側は切岸しかありませんが、かつて土塁があったのを伺わせるように、南や北の土塁がちょっとカーブしています。外周の空堀は北側と西側は顕著に残っています。郭内は西北側が一段高くなっており、二段に区画されているのが伺えます。自分が行った時はたまたま除草された後で、そこそこ快適に遺構を見ることが出来ました。桐生市の指定史跡なので、整備…というより、下草を刈るだけでかなり良いものになる気がします。関連があるとされている善昌寺城やその支城の遺構が不明瞭なため、ここの遺構が極めて顕著なのは目を疑います。数台分でいいので、駐車場とか用意して説明板の一枚でも建ててもらえると、それだけで充分です。
| 名前 |
谷津館跡 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| HP |
https://www.city.kiryu.lg.jp/kankou/bunkazai/1010700/shishitei/shiseki/1002024.html |
| 評価 |
3.7 |
| 住所 |
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全体がダイナミックでパワフルな樹木でカバーされていて、思わずビビるが、目を据えて見ると、かなりはっきりした踏み跡が付いている。意を強くして潜り込み、石祠、標柱などに肩を押されながら、高く厚い土塁、広々とした郭、幅広で深い空堀などの跡を上ったり、下ったりして、遺構が予想よりはるかにはつきりしていることに驚く。藪蚊もいないし見通しも利くから落葉期の探訪がベスト。新田氏の流れをくむ藪塚氏の館跡とも言われる。🅿️あり。2025/10/28