涸沼川の深い淵で体験。
織姫塚の特徴
昔は歩いて行けた呼ばり塚までの道が魅力的です。
様々な歴史を感じられる織姫塚の風景が心に残ります。
涸沼川の下流に位置する深い淵で絶景が楽しめます。
「織姫塚」または「呼ばり塚」。現地へは私有地を抜けないと行けない模様。
涸沼川の下流に、深い淵がありました。深みに入った 。百ひろワカメを切りほどき、九穴アワビをなげうって、なおも進むと、遥か水底に不思議にも立派な家が見えてきました。中には大変美しい姫がいて、チャンカラコン、チャンカラコンと機織(はたおり)をしていました。その姫はふとそのてをとめて、「そなたは何者じゃ?ここになにしにきたのじゃ?」ととたずねました。「余は、水戸中納言光圀である。妖怪を退治にまいった」と声高らかにいいました。すると、姫は美しい頬にハラハラと涙を流し、「ここは、あなたのような高貴な方が来るところではございません。本来なら、命のないところなのですが、早々に立ち帰りなさい。」ときびしく言うのでした。光圀はやむなく、そのまま水面に帰ってきました。岸に案じていた家来たちは大喜びでした。光圀は、水底の姫を大変にあわれんで、その川岸に立っている大きな岩石を織姫塚と名づけました。
| 名前 |
織姫塚 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
3.7 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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かなり昔は歩いて行けました。ただ夏場は蛇の巣窟でそれが所以で光圀は織姫塚の戒めを説いたのでしょう。江戸時代は周りは舟宿、遊廓が立ち並び水戸城で公務を終えた武士達が那珂川を船で降りどんちゃん騒ぎをしていたそう。その放埒を戒める為の織姫塚の謂れです。かなり大きな岩塊です。