国指定重要文化財、明治の演説館。
三田演説館の特徴
幕末・明治初頭の擬洋風建築が魅力的です。
福沢諭吉出資の貴重な講堂を見学できます。
国指定重要文化財としての希少価値があります。
通常は見学できないようです。
幕末・明治初頭に流行し、また短期間のうちに消滅した擬洋風建築を留める希少価値の高い建物。福沢諭吉は「学問のすすめ」において、演説の意義を説き、三田演説会を結成し、演説館の建設に際して、アメリカにいた富田鉄之助(日銀総裁・東京府知事)に協力を依頼し、多くのアメリカ公会堂の建築資料を収集させた。建物は木造2階建、寄棟造桟瓦葺屋根(よせむねづくり・さんかわらぶきやね)、外壁は和風のなまこ壁、開口部は上下窓にしています。正面の中央に切妻造屋根の玄関を設け、天井にペンキ塗の菱形格子を組んでいる。
滅多に入れない。
国指定重要文化財。
三田演説館 / Mita Speech Hall, Keio University1875年(明治8年)竣工。国指定重要文化財、東京都指定史跡建造物。「演説」という概念が日本にまだない頃に、日本で最初に建てられ、福澤諭吉が実際に「演説」を行った演説会堂。内部は原則として非公開であるが、特別なイベントが行われる日には公開される。
貴重な建築物。
1875年に福沢諭吉が出資し、建築された日本初の洋風演説講堂。日本独自の建築技法が使われた外観洋風の建築で、建築学的に貴重な建物であると同時に、文化的にも「演説」、つまり武力ではなく「ことばの力」が重要視される基盤をつくることになった画期的な建物です。「演説」とは本来は仏教用語で、「仏教の真理(法・ダルマ)を説明すること」を意味していましたが、福沢諭吉が英語のSpeech(スピーチ)を演説と訳して以降は、自らの考えや信条を説明し、伝えるという意味として使われるようになったそうです。演説館は、現在、国の重要文化財に指定され、限られた人と限られた日にしか、中には入れないそうですが、福沢諭吉の偉業に思いをはせて、訪れる価値は十分あると思います。
国指定重要文化財です。三田キャンパスには二つの重要文化財があります。外観の見学は自由に出来ます。
明治8年(1875)開館の日本最初の講堂建築。福沢諭吉が、演説訓練のために建てた。ナマコ壁の建物が特徴的。
| 名前 |
三田演説館 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
03-5427-1517 |
| HP | |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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アプローチの入口で通行止めされていて、そこから眺めるしか出来ませんでした。